「使わなくなったアーロンチェアは買取してもらえる?」 「アーロンチェアの買取に必要なモデルの見分け方を知りたい」 この記事はそのような方に向けて書いています。 こんにちは!私は買取実績700件を超える買取ブロガー3年、アシストの川辺です。 今回はハーマンミラー製のアーロンチェアの見分け方、また買取の情報についてご紹介致します。

アシスト川辺

川辺

しっかりモデルを見分けて納得できる売り方をしましょう!

結論から書くと、ハーマンミラーのアーロンチェアは簡単に見分けることができます。 アーロンチェアの買取査定時に主にチェックするポイントは次のようにまとめられます。

  • 座面下方~サイドのデザイン
  • 背もたれのフレームの形
  • アームの動作
  • 脚部分の素材

以上について具体的に解説していきます。

アーロンチェアを見分けるポイント

アーロンチェア ハーマンミラー

アーロンチェアと一口に言っても、購入時に様々パーツがカスタムができるため、買取してもらう際にもそのカスタムの違いで買取額に違いがでてきます。 今記事はそのように買取相場を少しでもご自身で見分けられる指針になれば幸いです。 まずは買取金額に差が出る箇所を中心に、自分の持ってる「アーロンチェア」がどのタイプなのか4つの項目をチェックしましょう。 ちなみにアーロンチェアの買取相場については「アーロンチェア 買取価格」にて詳細をチェックできますのでぜひ参考にしてください。

「リマスタード」「クラシック」の違いは座面サイドをチェック

アーロンチェアには、大きく「クラシック」モデル、「リマスタード」モデルの2種類があります。 モデルの経緯としては1994年から発売され愛され続ける「クラシック」モデルが最近生産終了となり、NEWモデル「リマスタード」モデルが追加されました。 そのため、下記のようにリマスタードモデルのほうが買取額もやや高い傾向があります。

クラシックモデル → 中古買取相場 5,000円-64,000円 リマスタードモデル → 中古買取相場 5,000円-75,000円

※こちらは状態に問題がない品物の概算相場です。 ※状態・時期・買取方法によって買取価格は変動します。

ということで少しでも買取価格を高くするにはクラシックかリマスタードかを見分ける必要があります。 そこで簡単に見分けられる方法をご紹介します。

引用:アーロンチェアの新旧を比較してみました!

クラシック→座面下のガス圧調整する部分が大きい リマスタード→アームの高さ調整レバーが左右についている

よく見ると「リマスタード」には座面の下部分の調節レバーが左右にあります。 また座面下中央のガス圧を調整する部分は「クラシック」のほうが非常に大きいこと分かります。

背面側の形状をチェック

アーロンチェア 買取 正しく見分ける

「ポスチャーフィット」→Y字型のフレーム 「ランバーサポート」→腰あたりの位置で真横に棒が伸びている

アーロンチェアには「ランバーサポート」と「ポスチャーフィット」という背中面の形状タイプがあります。 この2つを比べるとポスチャーフィットのほうが買取額が高くつく傾向ですので、こちらの情報も手放す前に知っておいて損はありません。 その価格差が表れる理由としては機能性の違いにも表れます。

「ランバーサポート」→歴史は長い。しかし体格によって支える範囲が限定される。 「ポスチャーフィット」→ランバーサポートの進化版。体格に左右されずしっかりと背骨を支えてくれる。

ランバーサポートは、そちらのほうがしっくり来るという方もいるため、現在でも発売されているモデルです。 しかし中古相場では、ポスチャーフィットのほうが買取額が高くつく傾向です。

「フル装備」「ライト」の違いはアーム動作をチェック

フル装備→アームが上下左右に動く ライトモデル→動かない

アーロンチェアには全てのシリーズにパーツ位置を調整できる全9個所の「フル装備モデル」と5箇所の「ライトモデル」があります。 この2つを比べるとフル装備の方が中古相場でも高く取引されています。 ビジュアルだけでは判断ができませんが、お手持ちのモデルがあれば肘掛け部分(アーム)部分を左右でも上下でも動かしてみることです。 三段階の調整可能な「フル装備モデル」は簡単に動きますが、「ライトモデル」は動きません。 ぜひ試してみてください。

脚(ベース)部分の素材で高額商品かチェック

アーロンチェア 脚の色

アーロンチェアは脚(ベース)部分の素材・色のチェックも重要となります。 特に中古相場でも高額となるのは、脚(ベース)部分がポリッシュ・ド・アルミニウムベースと呼ばれるタイプです。 ちなみにアーロンチェアの基本的な素材・カラーを挙げると、例えば次のように挙げられます。

ご覧いただけたようにベース部分やアームの素材でも中古相場は変わります。 全ての査定ポイントをチェックし、買取依頼前にしっかり伝えて高く売れるようにコンディションを整えましょう。

【番外】スツールタイプのアーロンチェアでも売れるの?

アーロンチェア リマスタード スツール ハイトレンジ アーロンチェアには通常モデルよりも少し背の高いスツールタイプが存在します。 スツールタイプには、カウンタータイプのテーブルに合わせて使用する際など特別な需要があるため、買取期待値の非常に高いアイテムです。

アーロンチェア スツール ハイトレンジ  中古買取相場 12,000円-30,000円

※こちらは状態に問題がない品物の概算相場です。 ※状態・時期・買取方法によって買取価格は変動します。

その他ハーマンミラー製品の買取相場は「ハーマンミラー 買取相場」、またアーロンチェアの買取相場について詳しくは「アーロンチェア 買取価格」でもご覧いただけます。

アーロンチェアをより高く買取してもらうために

買取可能なアーロンチェアをもっと買取額アップさせるためにはどうしたら良いのでしょうか? ここでは買取依頼する前に見直したいことをご紹介します。

メーカー、モデル、年数の確認をしよう

買取査定の際は商品情報、何年前に購入したか、どのくらい使用したのかなど、査定の際に必要な情報となります。 本体や保証書などに情報の記載をチェックできることもあります。 もし分からない場合は売りたい品物の写真を撮って買取店に見てもらうと大体のモデルを特定してもらえることもあります。

状態に問題ない

買取依頼する前に、状態に問題がないかしっかりと確認することが大事となります。 アーロンチェアの買取査定時には次のようなポイントにチェックが入ります。

  • 座面にキズ、汚れ、欠けがないか
  • フレームや脚にキズ・汚れ・欠けがないか

買取方法を確認しよう

アーロンチェアの買取方法は「出張買取」「店頭買取」がおすすめです。

買取を依頼するとき気を付けたいのは買取方法の選択です。 買取を依頼するお店によって異なりますが、店頭買取・出張買取・宅配買取などサービスを用意しているお店が大半です。 特に事務所・オフィスの移転などで大量に手放したい品物がある場合、出張買取の手段が一番ラクだと言えます。 もし点数が1-2品の場合は店頭買取、点数が多い・運ぶ手段がない場合は出張買取を依頼することがおすすめです。

関連したものはまとめて売ろう

例えばアーロンチェア以外のハーマンミラー製品やオフィス用品を複数点、一緒に買取依頼することで買取額を高く見積もってもらえることがあります。 ハーマンミラー製品の買取相場は「ハーマンミラー 買取相場」、他のオフィス家具の買取相場については 「オフィス家具 買取価格」でもご覧いただけます。

まとめ

今回はアーロンチェアのモデルの見分け方のポイントについて

  • 座面下方~サイドのデザイン
  • 背もたれのフレームの形
  • アームの動作
  • 脚部分の素材

ということを挙げさせていただきました。 自分の持っているモデルはアーロンチェアのどのモデルか分からない!と迷ったときの参考になれば幸いです。 それでもよく分からないという方は家具の買取を取り扱うお店に聞いてみるのもおすすめです。 しっかり見分けて、納得のいく手放し方を選んでもらえれば幸いです。