おはようございます。太郎です。

先日、近所の古民家カフェに行ってきました。

その名も「ヒーリングカフェしぐさ」。

名前を聞くだけで、「和」の雰囲気が漂ってきます。

 

古民家カフェ

 

店内に入ると大きなテーブルに椅子6脚、奥にもテーブル席がひとつ。
あとはカウンター席も6席ほどありました。小さなお店です。

お店というよりは、本当に家の中にお邪魔するといった感覚でしょうか。

最初はお客さんはいませんでしたが、しばらくすると散歩途中の老夫婦が店内に。
こんにちわ、と挨拶をしながら席に座ると、

「コーヒーくださいな」

と、店主のおばさんにいつもの一声。

私は、奥のテーブル席で本棚から好きな本を一冊選んでコーヒーを一杯。

世界で最も貧しい大統領として話題になったウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカ。
本にこんな言葉が書いてありました。

「私は自分を貧乏人だとは思ってない。本当の貧乏人とは、無限の欲があり必要とする物が多すぎる人のこと。そしてそれに満足できない人のことだ」

物があふれて自分の好きなものを選んで使って売って(捨てて)また買うことができる豊かな日本。

落ち着いた古民家カフェの空間で、痛烈に響いた言葉でした。