近年のトレッキングGPSは、登山時の位置情報の高精度化や鮮明な地図の搭載、ハンディナビの登場など機能性・デザイン性で大きな進化を遂げています。
国内外を問わずさまざまなメーカーからリリースされていますが、最新モデルの機種や人気のメーカー製のものであれば当然高価買取の期待も高まるでしょう。
本記事では、トレッキングGPSの買取市場においてとくに人気となっているメーカーやモデルを紹介します。
あわせて中古市場での旬な買取可否のポイントもピックアップして解説しておりますので、ぜひとも参考にしてみてください。
マゼラン(MAGELLAN)
「eXplorist 310JP(日本語版)」は売れる可能性大
引用:Magellan Cx0310sgxna Explorist 310 釣りホットスポットバンドル│Amazon
マゼランの「eXplorist 310 JP(日本語版)」は売れる可能性が高いです。
「eXplorist(エクスプローリスト)」シリーズは「110→310→510→610」と後続モデルがリリースされており、日本語版GPSはとくに人気を集めています。
本モデルは「110 JP」に搭載されていなかった日本の道路地図がインストールされているモデルです。そのため、もともと日本人にとって馴染みのなかったマゼラン製トレッキングGPSが広まるきっかけとなり、さまざまなアウトドアの場面で活躍しています。
eXploristシリーズは中古市場でも買取が期待できますが、査定ポイントとして「製品の状態」には注意しましょう。
たとえば、新品で一度も使用していない、中古品であるがオプションアクセサリーが充実している、本体しか所持していない、などの状態が買取の可否にも影響し、とくに110JPシリーズで本体のみの場合は店頭持ち込みが前提となる可能性もあります。
「ハンディーGPS 2000」は売れない
引用:(TB5VE6D) Personal Geocoin – Magellan GPS 2000│GEOCACHING
マゼランの「ハンディーGPS 2000」は売れません。
もともと軍事用に開発されたマゼランのGPSは低価格と高性能を兼ね備えたモデルが多く、とくにバイクやラリーで活躍する本モデルはハンディーGPSに革命をもたらしました。
しかし、発売から約20年経っていること、現在主流ではないモノクロ画面であることから中古市場での買取の期待はできないでしょう。
さらに本モデルの場合は日本語版がなく英語表記のみであることから、日本国内での需要は少ないと考えられる点も売れない理由の一つです。
ガーミン(GARMIN)
「eTrex 30XJ(日本語版)」は売れる可能性大
引用:GARMIN 登山 ハンディGPS eTrex30xJ イートレックス30xJ 【日本正規品】 150820│Amazon
ガーミンの「eTrex 30XJ(日本語版)」は売れる可能性が高いです。
「eTrex(イートレックス)」シリーズは「10、20、30、10J、20J、30J、20XJ、30XJ」と多数のラインナップがあり、多くの方から長年愛され続けているアウトドアGPSです。
なかでも本モデルは2015年に発売された比較的新しいシリーズで、同時期にリリースされた「20XJ(日本語版)」とともに中古市場でも根強い人気があります。
その他、日本道路地図・気圧高度計・電子コンパスなどの登山以外の場面でも使用できる機能が搭載されているかどうかによって査定額は異なりますが、基本的に中古品でもすべて買取対象となる可能性が高いです。
「GPSMAP64SJ(日本語版)」は売れる可能性大
引用:GARMIN 登山用 ハンディ GPS GPSMAP64SJ 【日本正規品】 119912│Amazon
ガーミンの「GPSMAP64SJ(日本語版)」は売れる可能性が高いです。
先述した「eTrex 20XJ」「eTrex 30XJ」と比較されるモデルであり、それぞれ一長一短の性能差はあるものの双方ともに登山用GPS人気ランキングで上位に入るほどの人気シリーズです。
そのため中古品であっても買取の期待が高い製品となっており、オプション品である日本登山地図ソフトやバイクマウントキットなどが付属している場合はさらに査定のプラスも期待できます。
「eTrex」は売れない
引用:Garmin eTrex GPSパーソナルナビゲーター│Amazon
ガーミンの「eTrex」は売れません。
現在でも定評のある「eTrex(イートレックス)」シリーズですが、本モデルの場合は初期モデルであることから中古市場の相場を考慮すると基本的に買取は難しくなります。
しかしながらGPSの性能については世界でも高く評価されており、先に挙げたマゼラン社とともに海外で高いシェアを誇っています。
そのため「eTrex 初期モデル(英語版)」であっても、近隣ショップへ持ち込んだり、他の買取品とまとめて依頼をしたりすることで買取してもらえる可能性があります。事前にショップへ相談してみるのもよいでしょう。
ムーブオン(MOVEON)
「ヤマナビ NVG-M2.5」は売れる可能性大
引用:MOVE ON NVG-M2.5 [東日本版登山用 ナビゲーション]│ヨドバシ.com
ムーブオンの「ヤマナビ(NVG-M2.5)」は売れる可能性が高いです。
本製品は「ヤマナビ2(NVG-M2)」の後継機としてリリースされたモデルであり、従来のGPSに加えて日本初の準天頂衛星「みちびき」からの情報も受信をすることにより高精度な位置測定を実現しています。
また、スペックの高さのみならず携行しやすい大きさや軽さであることも人気の理由の一つとなっており、2025年時点でオンラインショップを含めて在庫がほとんどなく入手困難である状況です。
上記のことから現在も中古品での買取が期待できますが、動作不良品などのジャンク品になってしまうと当然ながら買取不可となるため注意しましょう。
「ヤマナビ2 NVG-M2」は売れない
一方、先ほどにも挙げたムーブオンの「ヤマナビ2(NVG-M2)」は売れません。
本モデルは登山初心者にも使いやすい登山用GPSポータブルとして2010年に発売されたもので、発売当時は大きな人気と反響を生んだ製品です。
しかしながら後継機である「ヤマナビ NVG-M2.5」の登場により中古相場が大きく下落してしまったため、現在は買取が難しい状況となっています。
とはいえ、新品未開封や動作正常品で付属品もしっかり揃っている状態であれば、近隣ショップへの持ち込むことで買取できる可能性もあります。事前に近隣ショップへ確認をしてみましょう。
アイケイコーポレーション
「アーストレッキング GX ik-2016」は売れる可能性大
引用:アイケイコーポレーション アーストレッキングナビGX ik-2016│ムラウチドットコム
アイケイコーポレーションの「アーストレッキング GX ik-2016」は売れる可能性が高いです。
ガーミンやマゼランのような海外人気ブランドほど知名度は高くありませんが、人気トレッキングGPSランキングでもランクインしている代物です。
“操作性”と“大画面”による使いやすさから、登山以外のハンディナビとしても使われる人気のGPSナビとなっています。
新品はもちろんのこと、中古品でも動作や付属品がしっかり揃っている状態であれば買取の期待も高くなります。
なお、このシリーズは「IK-2013→IK2015→IK-2016」とモデルチェンジをしてきているため、数字が前になればなるほど買取の期待値も下がっていきます。とくに「IK-2013」の場合は近隣ショップに持ち込みをしない限り売れない可能性があるため、売却時は事前に近隣ショップへ確認しましょう。
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