「親が使っていたカメラ、使わないけど捨てるのはもったいない……」
「安く買ったデジカメだから、譲ってもしょうがないよね…?」
カメラには思い入れがこもりやすいもの。できれば捨てたくない、という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、売却や譲渡などで「リユース」することも重視して、カメラの処分方法を解説します。
目次(クリックで目次が開きます)
古いカメラはどうすればいい?
不要になった古いカメラは、売却、譲渡、下取り、ごみとして捨てる、などの方法で処分できます。
ご自身やご家族の思い入れのあるカメラであれば、可能な限りごみにせず、他の人への売却・譲渡を検討するとよいでしょう。
壊れたカメラであっても、「ジャンク品」としてリユースできる可能性があります。また、希少な機種は動かなくてもコレクションとしての価値がある可能性もあります。
まずは買取業者などに査定を頼んでみて、買取や引き取りを断られたら他の処分方法を探す、という流れがよいでしょう。
カメラの処分方法6選
買取業者・リサイクルショップに売却する
カメラは買取業者・リサイクルショップで売却できます。売却までが簡単でわかりやすく、周辺機材(レンズや防湿庫、三脚や双眼鏡など)も受け付けてもらえるのがメリットです。
まずは店頭やWEB、LINEでカメラの査定を受けてみてください。一見ふつうのカメラでも、高機能モデルや希少モデルであれば、高価買取になる可能性もあります。
店頭に行くのが困難な場合は、「出張買取」や「宅配買取」を利用するのも一手です。都合のつく手段で依頼をしてみてください。
カメラショップや家電量販店の下取りに出す
カメラショップや家電量販店など、カメラの販売店に買取や下取り(※)、引き取りを依頼することもできます。
※下取り:新しい製品の購入を条件に、古い製品を買取・引き取りするサービス
例えば「カメラのキタムラ」では、カメラの買取と下取りを両方実施しています。
(参考:買取り・下取りサービスのご案内)
また「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」など、総合家電量販店でもカメラの買取・下取りサービスを提供している店舗が増えています。
フリマサイトやオークションで売却する
カメラは「メルカリ」「ヤフオク」などフリマサイトやオークションでも売却できます。
レトロなカメラや、マニアックなカメラであれば、フリマサイトやオークションが最も高く売れる可能性があります。
メリットは、自分で価格をコントロールできること、本当に欲しい人が見つかりやすいことです。
一方デメリットは、売れるまで在庫を抱えること、出品や落札に手間がかかること、個人間取引のためトラブルになりやすいことです。
お持ちのカメラの価値がはっきりしているときにおすすめします。
知り合いや地域の人に譲渡する
ご家族やお知り合いでカメラを欲しがっている方がいたら、譲渡するのも一手です。
最近は「ジモティー」などの譲渡サービスや、SNSを使って譲渡先を探す人も多くなっています。
知らない相手に譲渡する場合、思わぬトラブルのリスクもありますので、十分注意してやりとりしましょう。
自治体のリサイクルボックスに出す
「小型家電リサイクル法」を背景に、自治体の多くは「回収ボックス」などを設置して小型家電のリサイクルをおこなっています。
自治体によって回収できる家電が異なりますので、掲示板やパンフレット、ホームページを見て、カメラ回収OKか確認してみてください。
「回収ボックス」のほかにも、宅配便による回収、ごみ回収と並行の資源回収、提携業者による回収などが利用できる場合があります。便利な手段があれば活用してみてください。
自治体のごみに出す
自治体のリサイクルを利用するのが難しいときは、一般のごみとして出すこともできます。
「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」「破砕ごみ」など自治体によって分別方法が異なります。必ず自治体の案内を確認して、正しい方法で捨てましょう。
デジタルカメラのデータ消去方法
デジタルカメラを捨てる前には、取った写真などのデータを消去しましょう。画像内の人物、場所なども個人情報ですから、データが入ったまま処分してしまうと、悪用されるリスクがあります。
データの消去方法を紹介します。
画像データを消去する
画像データの消去は、以下の手順でおこないます。
(1) 大切な画像は、あらかじめパソコンにコピーする、現像するなどしておく
(2) メモリーカードを抜き取る
(3) カメラ本体や画像データなどの初期化をする
(4) メモリーがいっぱいになるまで、個人情報を特定できない画像を撮影して上書きする
(5) 再度、初期化や消去をおこなう
設定した個人情報を消去する
本体の設定で、顔認証データ、名前、無線LANなどの設定をしている場合、これらのデータの消去が必要です。
操作方法は機種により異なるため、取扱説明書にしたがって消去をおこなってください。
SDカードの中身を消去する
もしSDカードも廃棄したり、カメラと一緒に売却・譲渡するならば、SDカード内のデータも削除しましょう。
このとき、パソコン上で削除作業をおこなうと、SDカードに不具合が出る可能性があります。削除はカメラ内でおこなうようにしましょう。
また、廃棄するSDカードに機密情報などのデータが入っている場合は、専用のデータ消去ソフトで削除したり、SDカードを物理的に破壊するのも有効です。
使わないデジカメは放置せず、早めに手放そう
カメラの中でも、特にバッテリー式のデジカメは放置厳禁です。
カメラに使われているリチウムイオンバッテリーは、長期間使わないと劣化し、電源が入らなくなる場合があります。
電源の入らないカメラはジャンク品扱いとなり、価値があっても減額されてしまいます。長く使わないつもりであれば、放置して劣化させるより、早めに売ってお金に替えたほうがカメラとお財布のためです。
カメラレンズ・防湿庫などを手放す方法
カメラと一緒に「レンズ」「防湿庫(レンズを保管するための家電)」なども眠っていませんか?
カメラと同様に売却したり、カメラとセットで売却するほうがお得な場合があります。
以下のような周辺機材や付属品がないか確認してみてください。
- レンズ
- 防湿庫
- 三脚
- 双眼鏡
- オペラグラス
- レンズ
- プリンター
これらは買取業者やリサイクルショップに依頼すれば、まとめて買取・引き取りしてもらえる可能性が高いです。
また、一部のカメラショップでも買取・下取りサービスの対象となっている場合があります。
カメラを売るなら出張買取のアシスト
私たち出張買取のアシストでは、フィルムカメラ、デジタルカメラ、アクションカメラなどのほか、レンズ、防湿庫などカメラ関連機材の買取をおこなっています。値段のつかないものでも引き取り対応が可能ですので、ご相談ください。
出張買取のアシストの特徴をご紹介します。
出張買取のアシストのカメラ買取方法
出張買取のアシストは、以下の3つの方法でカメラを買取できます。
近隣に店舗がある場合、最も買取額が高くなる「店頭へのお持ち込み」がおすすめです(店舗一覧はこちら)。
方法 | 概要 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
店頭へのお持ち込み (店頭買取) |
お客様にて店頭に持ち込んでいただく | 買取価格が比較的高い | 遠方の方には困難 |
出張買取 | スタッフがご自宅を訪問する | 防湿庫など重い機材もすぐ搬出 他のアイテムもまとめて売れる |
エリア限定、要予約 |
宅配買取 | お客様にて着払い発送いただく | 遠方でも忙しくても売れる | 送料分だけ買取価格が安くなる |
出張買取のアシストは、カメラ以外も「なんでも売れる」
出張買取のアシストは、カメラのほかに、以下のアイテムも買取しています。
- レンズ、防湿庫、三脚、双眼鏡などカメラ関連機材
- パソコン、モニター、キーボード、オーディオなどデジタル機器
- スマホ、タブレット
- デスク、チェアなどの家具
- 冷蔵庫・洗濯機その他の家電
これ以外も基本的に「なんでも買取できます」。詳しくは「買取品目」をご覧ください。
カメラを売るついででもOKです。片付けたいものがあればご相談ください。
コンパクトデジカメも引き取ります
現在、コンパクトデジカメの引き取りを強化中!
スマホのカメラ機能に押され、国内では需要低下気味なコンパクトデジカメ。しかしアシストでは独自の販路により海外輸出をおこなっています。
そのため、他店では買取不可・引取不可となりやすいコンパクトデジカメを、お手頃なエントリーモデルも含めて積極的にお引き取りしています。
もちろん、高級モデルや新しいモデルなどは査定して、適正な価格で買取させていただきます。
よくある質問
- Q.古いカメラはどうすればいいですか?
- A.不要になった古いカメラは、売却、譲渡、下取り、ごみとして捨てる、などの方法で処分できます。
私たち「出張買取のアシスト」では各種カメラや関連機材の買取・引き取りをおこなっています。
- Q.カメラはどう処分すればいいですか?
- A.「買取業者・リサイクルショップに売却する」「カメラショップや家電量販店の下取りに出す」「フリマサイトやオークションで売却する」「知り合いや地域の人に譲渡する」「自治体のリサイクルボックスに出す」「自治体のごみに出す」などの処分方法があります。
- Q.デジカメを処分するとき、データ消去すべきですか?
- A.はい。デジタルカメラの売却/譲渡/処分をする前に、取った写真や設定などのデータを消去しましょう。詳しくはデジタルカメラのデータ消去方法をご覧ください。
- Q.デジカメを放置するとバッテリーが劣化しますか?
- A.はい。長期間使わないと劣化します。そのため、しばらく使わないと思ったら早めに売却・譲渡を検討するのがよいでしょう。
- Q.カメラレンズや防湿庫も一緒に処分できますか?
- A.はい。出張買取のアシストでは、カメラレンズや防湿庫、その他関連機材も一緒に査定させていただきます。