「実家の片付けをしていたらクラリネットがでてきた。もう誰も演奏しないし、けっこう古いけど売れないかな?」 そんな古いクラリネットの価値がわからずにお悩みの方はいませんか? こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。
結論から言えば、古くてもクラリネットには買取してもらえるモデルが数多くあります。 実は木製楽器というのは古くなっても価値が下がりにくく、むしろヴィンテージとして価値が上がる事もあります。 古くても人気の高い名機が多く存在し、愛好家の間で希少価値の高いものとなっているのです。 今回は買取が期待できるクラリネットの情報と、買取してもらう時に押えておきたいポイントを解説していきます。
【クラリネット】買取期が待できるメーカー4選
クラリネットの買取で最初のポイントとなるのが【メーカーやモデル、作家】です。 ここでは人気メーカーの中から、一部の人気モデルを買取相場(2022年05月現在)と合わせてご紹介していきます。
ヤマハ(YAMAHA)
日本を代表する楽器メーカーの「ヤマハ」。クラリネットのラインナップも非常に豊富です。 B管では最高峰のSEシリーズはもちろん、CSシリーズも中古市場で人気です。 アルトやバスクラリネットは、どのモデルも高価買取が期待できます。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
SE-V:YCL-853 | 22,000円-60,000円 |
スタンダード:YCL-450 | 5,000円-15,000円 |
アルト:YCL-631 | 55,000円-100,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
ビュッフェ クランポン
ビュッフェ・クランポンはフランスの管楽器メーカーです。 古くから日本支社(現在は日本法人)があるため、比較的日本でも名が知られています。 7つのモデルによってグレード分けされていますが、状態が良ければモデルを問わず買取が期待できます。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
エントリーモデル:E11 | 2,000円-12,000円 |
上級モデル:C13 | 11,000円-30,000円 |
プロモデル:R13 | 25,000円-77,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
セルマー(Selmer)
セルマーはフランスのクラリネット奏者「アンリ・セルメール」が設立した楽器メーカーです。 主にサックスで世界的に評価の高いメーカーですが、クラリネットも人気があります。 モデルを問わず状態の良いものは買取対象となっています。
モデル名 | 参考買取価格 |
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SERIES 9 | 11,000円-65,000円 |
SERIES 10 | 13,000円-70,000円 |
Prologue | 6,000円-28,000円 |
※買取相場は、お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
ルブラン(LEBLANC)
ルブランは1750年から続くフランスの歴史ある管楽器メーカーです。かつてはルイ15世王朝のために楽器を製造していました。 モデルを問わず状態の良いものは買取対象となりますが、特にアルトクラリネットが人気となっています。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
4/4:203 | 35,000円-70,000円 |
4/4:KH174 | 18,000円-50,000円 |
※買取相場は、お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
名機なら壊れていても買取になる?
昔のクラリネットともなれば、何かしらの不具合がある事も珍しくありません。 ですが、一部パーツが欠品していたり状態が悪かったとしても買取になる可能性があります。
- まだ買取の可能性がある状態
-
- キイが戻らない
- 一部パーツが欠品している
- 金属部に腐食が出ている
- ヒビが入っている
もちろん、状態が良く正常に動作するクラリネットのほうが買取価格は高くなります。 ですが、モデルによっては上記のような場合でも思わぬ金額がつくこともありますので、処分する前にリサイクルショップなどに相談してみましょう。
クラリネットを高く買取してもらうためのポイント
きれいな状態で査定してもらおう
まず見た目の印象は大切です。きれいな方が買取価格は高くなります。 ずっと放置していた場合、サビていたりボディ内部にホコリが溜まっていることがあります。 事前に清掃しておくと査定スタッフにも好印象です。
付属品が揃っているかチェックしよう
リサイクルショップの査定では付属品も1つのポイントになります。
- マウスピース
- ハードケース
- サイレントリード
以上のような付属品があれば事前に揃えておきましょう。
楽器や機材があればセットで依頼する
リサイクルショップの査定では依頼点数は多いほど有利です。 まとめて依頼することで出張コストが下がるので、その分を買取金額に乗せやすくなるからです。
- ヘッドホン
- スピーカー
- キーボード
- レコードプレーヤー
以上のようなものがセットであれば買取査定での交渉材料になります。 もし他にも家庭用のオーディオ機器があるようなら合わせて依頼するようにしましょう。 お手持ちの楽器の値段が気になる方はこちらをクリック!
買取してもらえなかった時は?
「残念だけど買取にならなかった。」 「買取してもらえなかったら捨てるしかないのかな?」 ここでは買取以外のクラリネットの手放し方についてご紹介していきます。
リサイクルショップで引取してもらえるケース
リサイクルショップではクラリネットを無料で引取してもらえるケースがあります。 古いクラリネットは海外でもとても人気があり、そのため買取ができないクラリネットでも海外リユースとして取り扱いすることができるからです。 「ずっと大切に使っていたものなので、捨てたくない」 そんな思い入れのあるクラリネットがあれば、最寄りのリサイクルショップに相談してみましょう。
フリマアプリなどを活用する
メルカリやジモティーなどの個人間取引サイトを利用して次の方に譲る方法です。 買取店で取り扱えなくても個人売買であれば欲しいという方が見つかるかもしれません。 ただし以下の点には注意が必要です。
個人売買を利用するときの注意事項
- 出品や商品発送などの手間がかかる
- モデルによっては売れない可能性もある
- トラブルは基本的に自己責任
時間や手間を惜しまなければ、自分で売ってみるのも1つの手段です。 ある程度の責任を伴いますので、その分高く売れることもあります。 一度チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
まとめ
木製楽器は家電などと違い、古くても買取や引取ができない場合がとても少ない製品です。 もし処分しようか悩んでいる方は、まずお手持ちのクラリネットをチェックしてみて下さい。 お宝かもしれないですよ! 総合リサイクルのアシストでは『クラリネットの買取』を行っております。 楽器の買取は下記バナーからご相談下さい。