「しばらく誰も弾いていない電子ピアノ。スペースも取ってるしどうしよう…」
捨てるにはちょっと勿体ないし、誰か使ってくれる人いないかな?なんて悩んでいませんか?
こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。

電子ピアノは大きな楽器なので使わなくなると置き場に困りますし、かといって使える楽器を捨ててしまうにも心が痛みますよね。
まずお伝えしたいのは、古くても電子ピアノは買取してもらえるモデルがあります。大まかな条件としては以下のようになります。
- おおよそ製造から8年以内のモデル
- 動作に問題がない
- 外観に大きな損傷がない
電子ピアノは一般的な家電などと違い価値が下がりにくく、古いモデルでも状態が良ければ買取になる可能性が十分にあります。
そこで今回は買取が期待できる電子ピアノについて、人気のモデルや査定時に気をつけたいポイントなどご紹介していきます。
買取で人気の電子ピアノ5メーカー【2023年11月】
電子ピアノの買取で最初のポイントとなるのが【メーカーやモデル】です。
ここでは古くても人気の高いモデルを、メーカー別に買取相場(2023年11月現在)と合わせてご紹介していきます。
ローランド(Roland)
ローランドは1974年に世界初のタッチセンス付き電子ピアノを発表したメーカーです。本格的な家庭用電子ピアノから入門機まで、どのモデルでも買取の可能性を秘めています。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
デジタルホームピアノ/ HP603 | 11,000円-36,000円 |
ポータブルピアノ / FP-90 | 33,000円-68,000円 |
ステージピアノ / RD-800 | 26,000円-52,000円 |
デジタルピアノ / DP-90S | 8,000円-22,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
ヤマハ(YAMAHA)
1969年にピアノ生産台数で世界一となり現在でも販売額ベースで世界首位を誇る「ヤマハ」。名実ともに楽器のトップブランドであり、国内外問わず中古市場でも大人気です。
中でも定番の「クラビノーバ」は古くても買取が期待できる代表的なモデルとなっています。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
クラビノーバ/ CLP-575 | 24,000円-48,000円 |
アリウス / YDP-163 | 11,000円-35,000円 |
Pシリーズ / P-125 | 11,000円-43,000円 |
ステージピアノ / CP4 | 37,000円-80,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
カワイ(Kawai)
ピアノ教室でおなじみのカワイは、ピアノ販売で世界シェア第2位の実績あるメーカーです。鍵盤楽器においては根強い人気があり、中古の需要もまた高いものとなっています。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
Concert Artist / CA9700GP | 18,000円-37,000円 |
CNシリーズ / CN25A | 9,000円-26,000円 |
ESシリーズ / ES6 | 6,000円-13,000円 |
MPシリーズ / MP7 | 20,000円-44,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
コルグ(KORG)
KORGはシンセサイザーやデジタルピアノなど電子楽器を製造、販売している人気メーカーです。特に音楽に携わるクリエイターやアーティストからは絶大な支持を得ています。
モデル名 | 参考買取価格 |
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C1 Air | 7,000円-21,000円 |
B1 | 6,000円-15,000円 |
LP-380 | 6,000円-15,000円 |
LP-180 | 4,000円-13,000円 |
※買取相場は、お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
カシオ(CASIO)
計算機や時計のイメージが強い「CASIO」ですが、電子デバイスを用いたデジタルピアノも主力商品です。中古市場でも本格的なピアノタイプからスタイリッシュなポータブルまで広く流通しています。重量の軽い子供用モデルでは、買取に至らないこともあります。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
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CELVIANO / AP-460 | 7,000円-24,000円 |
Privia / PX-S1000 | 12,000円-31,000円 |
Privia / PX-770 | 6,000円-15,000円 |
CDPシリーズ / CDP-S100 | 4,000円-13,000円 |
※買取相場は、お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
リサイクルショップで中古の電子ピアノがどのくらいの価格で取引されているかは、「電子ピアノ 買取価格」にて買取実績をご覧いただけます。
古くても電子ピアノは海外で人気がある
日本の電子ピアノは、その技術の高さから海外からも注目されています。日本の中古市場を狙っている海外ユーザーも多く、東南アジアやアフリカ諸国への輸出商材としての価値も高まっています。
こうした古い電子ピアノについては、機械的な機能よりも耐久性を重視したモデルが人気です。
- 古いモデルの電子ピアノの査定ポイント
- 動作に問題はないか
- フットペダルが3本ある
- おおむね製造から20年以内
輸出情勢によって大きく査定金額が変動しますので、一度詳しいリサイクルショップなどに相談してみましょう。
電子ピアノを高く買取してもらうためのポイント
きれいな状態で査定してもらおう
まず見た目の印象は大切です。きれいな方が買取価格は高くなります。しばらく放置していた場合、背面や足元、鍵盤などにホコリが溜まっていることがあります。事前に清掃しておくと査定スタッフにも好印象です。
付属品が揃っているかチェックしよう
リサイクルショップの査定では付属品も1つのポイント。特に機能パーツの欠品は減額となってしまうので注意が必要です。
- フットペダル
- 譜面立て
- 電源アダプター
- 取り扱い説明書、楽譜など
以上のような付属品があれば事前に揃えておきましょう。
搬出経路を確保しておこう
出張買取を依頼した場合、意外と査定に大きく影響するのが「搬出経路」です。わかりやすく言えば、どれくらい作業の手間がかかるか?を判断されます。
障害物などがあればあらかじめ避けておくか、買取になった際にはどかせる旨を伝えておきましょう。
電子ピアノが買取してもらえなかった時は?
「残念だけど買取にならなかった。」「買取してもらえなかったら捨てるしかないのかな?」
ここでは買取以外の電子ピアノの手放し方についてご紹介していきます。
リサイクルショップで引取してもらえるケース
リサイクルショップでは買取にならない電子ピアノでも無料で引取してくれるケースがあります。
日本の電子ピアノは海外ではとても人気があり、そのため買取ができない電子ピアノでも海外リユースとして取り扱いすることができるからです。
「ずっと大切に使っていたものなので、捨てたくない」
そんな思い入れのある電子ピアノがあれば、最寄りのリサイクルショップに相談してみましょう。
フリマアプリなどを活用する
メルカリやヤフオク、ジモティーといった個人間取引サイトを利用して次の方に譲る方法です。買取店で取り扱えなくても個人売買であれば欲しいという方が見つかるかもしれません。ただし以下の点には注意が必要です。
個人売買を利用するときの注意事項
- 出品や商品発送などの手間がかかる
- モデルによっては売れない可能性もある
- トラブルは基本的に自己責任
時間や手間を惜しまなければ、自分で売ってみるのも1つの手段です。ある程度の責任を伴いますので、その分高く売れることもあります。一度チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
まとめ
リサイクルショップで買取となる電子ピアノは
- おおよそ製造から8年以内のモデル
- 動作に問題がない
- 外観に大きな損傷がない
買取にならなくても、海外リユースを前提に無料引取してもらえる可能性がある。
総合リサイクルのアシストでは『電子ピアノの買取』を行っております。楽器買取をご希望の方は下記バナーからご相談下さい。