#自転車下取り #自転車買取 #電動自転車下取り #電動自転車買取
「古い自転車、自転車屋さんで買取してくれるといいのにな…」
「買い替えの時に下取りで引き取ってもらえるけど、買い取ってくれるところなんてあるの?」
本記事では、自転車の下取りや買取をしているお店の情報を比較しまとめてみました
結論からいうと、
- 東京・神奈川・愛知・大阪なら「下取りチェッカー」導入店で買取(下取り)
- 大手自転車店で自転車を買取しているのは「サイクルベースあさひ」
- リサイクルショップでも自転車買取に強い店舗あり
となりました。詳しく解説するので、自転車の買取で悩んでいる人はぜひ本記事を参考にしてください。
また、以下のボタンからは、リサイクルショップでの自転車買取相場を見ることもできます。 ぜひ買取価格の参考にしてみてください。
記事監修いただきました
本記事は、オンダFP事務所 恩田雅之様にご監修いただきました。
■所属団体 日本FP協会
■保有資格 CFP® 証券外務員2種

電動自転車下取りなら「下取りチェッカー」の提携店を利用
自転車を買い替える際、古い自転車を引き取ってもらうサービスを「下取り」といいます。
下取りサービスのある自転車店は多いですが、大抵は無料で引き取りしてもらうだけですよね。
しかし「下取りチェッカー」提携店では、引き取る自転車を査定し、実質「買取」のような形で下取りしてもらえます。
下取りチェッカーで査定ができる条件は以下の通りです。
- 下取り対象の自転車は現在電動自転車のみ
- 買い替えをする電動自転車は店頭に持ち込みが必要
- 顔写真つきの身分証などを持参
- 提携店はから検索可能
下取りチェッカー提携店は主に東京・神奈川周辺に集中していますが、愛知、大阪にも店舗があります。下取りチェッカー自転車提携先から近隣の提携店を検索し、ぜひ利用してみてください。
下取りチェッカー提携店と大手自転車店5社を比較
「新しい自転車は大手チェーン店で買う予定だ」「普段からホームセンターやショッピングセンターの自転車店を利用している」という方も多いと思います。そこで、下取りチェッカー提携店と、有名な大手自転車店5社を、自転車の下取り・買取サービスで比較してみました。
販売店名 | 下取り・買取サービス | 備考 |
---|---|---|
下取りチェッカー提携店 | 電動自転車の買取が可能 | ・WEB,LINEで事前査定可能 ・主にヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの下取りに対応 |
サイクルベースあさひ | 全車種の買取が可能 | ・店舗に持ち込んで査定してもらう ・簡単お試し査定で参考価格を確認できる |
イオンバイクモール | 無し | ・1台購入につき1台を無料引き取り ・オンライン購入でも店舗受け取りなら引き取り可能 |
カインズホーム | 無し | ・1台購入につき1台を550円で引き取り |
ダイワサイクル | 無し | ・1台購入につき1台を無料引き取り |
サイクルオリンピック | 電動自転車の買取が可能 | ・1台購入につき1台を無料引き取り |
※2025年8月時点、当社調べの情報となります。
下取りや買取をおこなっているのは「下取りチェッカー提携店」「サイクルベースあさひ」「サイクルオリンピック」でした。
「サイクルベースあさひ」は全車種、「下取りチェッカー提携店」と「サイクルオリンピック」は電動アシスト自転車のみ対応です。
そのほかの販売店では、自転車を1台購入すると1台引き取り可能というサービス形態でした。
それでは、各社の買取・引き取りサービスの状況について詳しく解説します。
1.サイクルベースあさひ
出典 : サイクルベースあさひ 総合サイト
「サイクルベースあさひ」はフランチャイズを合わせて、全国に500店舗以上を展開している大手自転車販売店です。
サイクルベースあさひでは現在、スポーツサイクル、電動アシスト自転車、シティサイクル、キッズサイクルなどすべての車種の自転車で買取サービスを行っています。
事前に「簡単お試し査定」を利用でき、おおよその買取参考価格を知ることができます。
例えば電動自転車の「PAS With26 2022年モデル」で簡単お試し査定をおこなったところ、2025年8月時点では24,100円の査定額となりました(査定額の決定は店頭査定後となります)。
ただし査定額は店頭持込時に確定し、状態やパーツによっては増減額もありえることに注意が必要です。
なお、「簡単お試し査定」は電動自転車・スポーツ自転車・シティサイクルの検索にのみ対応しています。それ以外の車種は事前査定できませんので、店舗へ持ち込みましょう。
出典:自転車買取&リユース販売サービスーサイクルベースあさひ
2.イオンバイク
イオンバイクでは、買取サービスはおこなっていませんが、新しい自転車1台購入につき不要自転車を1台無料で引き取りサービスをしています。
引き取りには以下のような条件がありました。
- 店舗に持ち込む前に確認すること
-
- 引き取りは購入店に自分で持ち込む
- 幼児用三輪車、一輪車、ペダルなし二輪遊具、キックスケーターは対象外
- 防犯登録の抹消手続き等が必要な場合がある
- Webサイトの注文で配送でのお届けの場合は対象外
- Webサイトの注文で店舗受渡しの場合、店舗に不要自転車を持ち込める場合は無料引き取りの対象になる
イオンバイクの店舗はイオンモールに併設されているため、全国各地にあります。
一部店舗では引き取りサービスを実施していない場合があるため、事前に最寄り店舗のサービスを確認しておきましょう。
3.カインズホーム
カインズホームでは自転車の買取サービスはおこなっていませんが、対象消費を購入した場合に限り、無料の引き取りサービスをおこなってます。
条件はイオンバイクと同じですが、唯一違うのは、オンラインショップで購入した場合でも引き取ってもらえる点ですね。
オンラインショップで購入した場合は、以下の販売証明を持参すれば引き取ってもらえます。
- レシート
- 明細書
- 納品書
上記のいずれか1つがあれば、自転車を引き取ってもらえます。引き取りは購入日だけでなく、後日でも販売証明を持参すれば可能であることも覚えておきましょう。
4.ダイワサイクル
ダイワサイクルでは、新規1台購入時に、1台550円で引き取りをおこなっています。
新規に自転車を購入せず、処分するだけの場合、引き取り料金は1台1,100円となります。
なお、オンラインストアでは引き取りサービスをおこなっていないため、直接店舗に持ち込む必要があります。店舗によっては非対応のため、事前に店舗へ問い合わせましょう。
5.サイクルオリンピック
サイクルオリンピックでは、電動アシスト自転車のみ買取をおこなっています。港北ニュータウン店と国立店以外の全店で対応できます。
それ以外の自転車は、新規1台購入時に1台引き取りが可能で、料金は550円です。なお、バイシクルフレンド会員に限り、新規1台購入時に1台無料引き取りが可能です。
自転車の買取査定額を上げる3つのポイント
乗っていた自転車を売るときは、少しでも高く買い取ってほしいですよね。
そこで、自転車の査定を少しでも上げるための3つのポイントを紹介します。
整備・清掃しておく
1つ目は、整備・清掃しておくことです。
ブレーキが消耗する、部品が錆びる、傷や汚れがつくなどは使っている以上仕方ないことですが、それでも新品に近い状態の自転車のほうが高く売れます。
リユース品として次の方が使う以上、消耗・不具合がなく綺麗な自転車のほうが当然価値が高いからです。
自力でできる範囲で大丈夫ですので、錆取りをする、外れそうな部品は締め直しておく、泥汚れなどを拭き取るなどしておくと、少しでも価値を上げることができます。
付属品を揃える
取扱説明書や、購入したときの予備の鍵などの付属品はできるだけ揃えましょう。
特に電動自転車の場合、充電器がないとバッテリーの動作確認ができないため、減額となってしまうことがあります。
ライト、かご等も、ばらばらに売るよりは、まとめて売ってしまったほうが「セット」として高くなることが多いです。
不要になったらなるべく早く売る
不要になったら、なるべく早く売りましょう。
新しいモデルが出ると、旧モデルの査定額は安くなりがちです。また長期間放置しておくと、自転車はどんどん劣化します。使わないならば「なんとなく放置」せず、早めに売ったほうがお得です。
自転車店やリサイクルショップで買取できなかった自転車は?
買取以外の処分方法は、以下のようになります。
- リサイクルショップに引き取ってもらう
- ジモティーで処分する
- 自治体で処分する
リサイクルショップで処分する
リサイクルショップでは、もし値段がつかず買取できなかった場合でも、無料で引き取りしてもらえる場合があります。
出張買取のアシストなら、店頭への持ち込みに限り、車種をとわず自転車を無料引き取りしています。店舗は東京都・神奈川県・埼玉県・愛知県に展開していますので、店舗一覧からお近くの店舗をお探しください。
ジモティーで処分する
出典 : ジモティー公式サイト
ジモティーとは、日本全国各地ごとの地元情報を掲載するサイトです。
サイト内には「売ります・あげます」というカテゴリーがあり、不用品を販売したり、ゆずったりするやりとりを仲介しています。
一般的なフリマアプリでは不用品を販売した場合、売上から10%ほど手数料が差し引かれますが、ジモティーの場合はありません。
地元で取引がコンセプトとなっているため、家の近くで引き渡しができるため送料を掛けずに処分することも可能になります。
デメリットとして、全く面識のない人と対面での取引することになるため、トラブルにあいやすいことが挙げられます。
少しでも不安がある場合は他の処分方法を使う、もしくは家族などの付き添いの元で取引をおこなうようにしましょう。
自治体で処分する
各自治体では、不要になった自転車を粗大ゴミとして処分することができます。
自治体によって粗大ゴミの手数料の金額や方法が違うので、事前に確認しておきましょう。
参考までに、東京都渋谷区で処分する手順を紹介します。
1.申し込み
粗大ごみ受付センターへ電話で申し込むか、または粗大ごみ受付センターのホームページから申し込んでください。
2.有料粗大ごみ処理券を購入
最寄のスーパー・コンビニなど有料ごみ処理券取扱所で渋谷区の有料粗大ごみ処理券を購入(※)してください。
※渋谷区の自転車処分の手数料は800円。
3.粗大ごみを出す
粗大ごみの表面に渋谷区の有料粗大ごみ処理券を貼る。
当日8時までに自宅の玄関先などに出す。
出典 : 粗大ごみ 渋谷区
ただし、電動自転車を処分する場合は自転車本体と電動自転車のバッテリーを別々に処分する必要があります。
自転車をご自身で処分するときの注意点
自転車を処分する前には、必ず防犯登録を抹消してから処分するようにしましょう。
何かのトラブルで第3者に渡ったときにトラブルに発展する可能性があるからです。
たとえば、処分方法の1つに「各自治体のルールに沿って回収してもらう」があります。
自治体のルールに沿って処分する場合は、大体は粗大ゴミとして処分することになるため、玄関やマンションの1Fなどに置いて回収を待つことになります。
この回収を待っているときに、処分予定の自転車が盗難に遭ったらどうなるのでしょう?
「どうせ処分予定のものだからいいや」という油断は禁物です。盗難された自転車が犯罪に用いられたり不法投棄されたりすると、所有者であるあなたが疑われることになります。
万が一の可能性にはなりますが、処分後のリスクを避けるためにも、必ず以下の手順で防犯登録を抹消しておきましょう。
- 防犯登録の抹消方法
-
- 登録した都道府県の「警察署」か「最寄りの自転車店」を探す
- 「防犯登録をした自転車本体」「防犯登録カード」「身分証明書」を持って、上記2つのどちらかに向かう
- 防犯登録を抹消したい旨を伝えて、手続きをおこなう。手数料はどちらも無料。
まとめ
最後に、自転車の下取り・買取について、一問一答形式でまとめます。
- Q.自転車店で自転車を買い替えるとき、下取りしてもらえますか?
- A.「下取りチェッカー」提携店や、「サイクルベースあさひ」「サイクルオリンピック」では査定して下取り(買取)してもらえます。
「イオンバイク」「カインズホーム」「ダイワサイクル」では1台購入時に1台引き取り(有料または無料)してもらえます。
- Q.古い自転車は引き取ってもらえますか?
- A.古い自転車でも引き取ってもらえる場合がほとんどです。
- Q.自転車の引き取りにはいくらかかりますか?
- A.自転車店では、新しい自転車の購入時なら無料~550円で引き取りしている店舗が多いです。「リサイクルショップ出張買取のアシスト」なら、新品購入時でなくとも、店頭持込限定で無料引き取りしています。
- Q.不要になった自転車はどうすればよいですか?
- A.自転車店の買取・下取りサービスを利用する、リサイクルショップやジモティーで売る、自転車店やリサイクルショップに引き取ってもらう、自治体のごみとして処分するなどの方法があります。「リサイクルショップ出張買取のアシスト」では自転車の買取をおこなっており、査定額のつかなかった自転車も店頭持込限定で無料引き取りします。
- Q.自転車の買取には何が必要ですか?
- A.本人確認書類(免許証、保険証など)が必要です。未成年の場合は保護者の同意書が必要になります。また、防犯登録をしている場合は事前に抹消しておきましょう。店舗でも抹消手続きをしてもらえる場合があります。
自転車の買取相場については以下のページで公表しているので、ぜひご覧ください。