パソコンは古くなってくると動作が遅くなったり、バッテリーの消耗が早くなったりするので、おおよそ数年〜10年に一度のタイミングで買い替えを検討する必要があるでしょう。
ただ、新しいパソコンを購入するのは高額な出費になるため、手元のパソコンを少しでも高く売って購入資金に充てたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
こんにちは!マスコットのリッキーです。
結論から言うと、買取額が最も高い「ノジマ」がお得という結果になりました。
そこで今回は、大手家電量販店5社の下取り相場と、パソコンの買取専門店の買取相場について解説します。また、パソコンを手放す前に注意すべきポイントや、査定金額を高くするためのコツについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
大手家電量販店のパソコンの下取り相場
ここでは、大手家電量販店5社で行われているノートパソコンの下取り価格を解説します。
わかりやすく比較するために、下記モデルの下取り相場を一覧表にまとめています。
【ノートパソコン Dynabook P1G6PPBL(13.3型/第11世代 インテル Core i5 1135G7(Tiger Lake)2.4GHz/4コア) 】
家電量販店 | 下取り価格(買取価格) |
---|---|
ノジマ | 46,950円 |
ヤマダデンキ | 28,800円 |
ビックカメラ | 42,000円 |
ヨドバシカメラ | 42,000円 |
ケーズデンキ | 店頭にて回収のみ |
※2024年4月弊社調べ
上記の表のように、 大手家電量販店のなかでパソコンの下取り価格が最も高いのは「ノジマ」という結果になりました。
「買取」は新しく購入する製品に関係なく、旧製品を買い取ってもらうことです。
一方で「下取り」は元々の製品を下取りしてもらい、下取り価格が付けば、新しい製品の購入価格に下取り価格を充当してもらえるものです。混同しやすいですが、仕組みが異なるので注意しましょう。
ここからは各社の下取りについて、さらに詳しく解説していきます。
1.ノジマ
ノジマではPCの下取りをおこなっています。
ノジマでは「下取りチェッカー」という手間なく下取りの査定・申し込みができるサービスがあり、これまで主に家電製品を取り扱ってきましたが、2023年8月1日より新たな下取り品目として「パソコン」が追加されました。
パソコンの対象アイテムとしてノートパソコン、デスクトップパソコン(Windows、Mac)で、スペック選択による査定と型番からの査定が可能です。
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上記の機種以外においても、2024年4月現在「指定のOSならば古いパソコンでも2,000円以上で下取りをおこなっている」ので買い替えを検討している方におすすめです。
参考:『買い替えに伴うノートパソコンの下取り査定について│下取りチェッカー』
2.ヤマダデンキ
ヤマダデンキでは下取り価格が28,800円という結果でした。
ヤマダデンキのホームページでは、パソコンの製品の分類とメーカー、機種名・型番の3項目を入力するだけで下取り価格を確認できます。型番を入力して査定結果が見られるので、事前に参考になる査定金額を知れるのは安心できるポイントでしょう。
実際にパソコンを買い取ってもらうときは、「店頭買取」と「Web買取」の二つから買取方法を自由に選択できます。
なお、「Windows8・10・11搭載のパソコンに限り、壊れていても1,000円で買取」キャンペーンをおこなっております。(2024年4月現在)
さらに、「指定メーカーのWindows10・11モデルは上限買取価格5,000円以上の高価買取キャンペーン』も実施中です。(2024年4月現在)
3.ビックカメラ
ビックカメラでも、下取り価格は42,000円という結果になりました。
ビックカメラでは、パソコンの型番、もしくはJANコードや商品名を入力して下取り価格を確認できます。
ヤマダデンキと同様に、型番を入力して査定結果が見られるので、参考になる査定金額を確認できるのは嬉しいポイントでしょう。
ただし、査定対象外のパソコンは有料引き取りとなり、引取費用として1,958円(税込)がかかります。(リサイクル利用券を用いた回収)
4.ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラではパソコンや周辺機器、ゲーム機、スマートフォンなどの買取サービスを実施しています。
ただ、今回解説している「Dynabook P1G6PPBL」についてはサイトで査定金額が確認できなかったため、実物査定で金額を確認する流れになるでしょう。ヨドバシカメラは「Windows OS:Windows10」「CPUのシリーズ:Core i5」「CPUの世代:第11世代」という条件で検索した査定結果です。
なお、買取サービスを利用するときは無料でもらえる宅配キットに商品を梱包して発送し、査定結果を確認して問題なければ口座にお金が振り込まれる流れとなっています。
5.ケーズデンキ
大手家電量販店の多くはパソコンの下取りや買取に対応していますが、ケーズデンキでは回収のみの対応となっていました。
パソコン本体は無料で回収してもらえるので、他店で買い取ってもらえず有料処分になりそうなときに利用を検討するとよいでしょう。
買取専門店2選
大手家電量販店のパソコンの下取り相場について解説しました。パソコンについてはほとんどの家電量販店が買取や下取りを実施していますが、中には回収のみの対応としているところもあります。
ただ、せっかくパソコンを手放すなら、できるだけ高く買い取ってもらいたいというのが本音ではないでしょうか。
高額査定を期待するなら買取専門店に査定を依頼するのがおすすめです。買取を専門にしている分、メーカーや状態、年式によっては高値で買い取ってもらえる可能性があります。
ここでは、買取専門店の査定価格について解説します。
出張買取のアシスト
出張買取のアシストではパソコンの買取実績が多数あり、高額査定が期待できます。
今回解説している「Dynabook P1G6PPBL」は46,950円で買取が可能です(2024年4月時点)。
そのほかにもソニーやNEC、HP、レノボなどさまざまなメーカーのパソコンを買い取っています。
- Mac・Windowsともに再販前に工場出荷時の状態へ戻す作業を実施
- 「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」3つの買取方法が選べる
- 24時間受付無料のWeb査定やLINE査定サービスも利用可能
まずは、お手元のパソコンが売れるのか知りたいという方にもおすすめのサービスです。
まずは無料の概算査定へ、お気軽にお問合せ下さい。
パソコン高く売れるドットコム
パソコン 高く売れるドットコムで インターネットから「Dynabook P1G6PPBL」の査定を申し込むと、15,000〜20,000円という結果が返ってきました。
ただ、実物を確認してもらったわけではないので、参考程度の価格として考えるとよいでしょう。ほとんど使用していない、傷や汚れがなく正常に動作するといった条件が揃えば、さらに高く買い取ってもらえる可能性もあります。
パソコンを下取りに出す前に
パソコンは大切な情報が詰まっているものであり、下取りに出す前に準備すべきことがいくつかあります。
「きちんとデータを移せなかった」「データを消し忘れた」など、下取り後に後悔することも少なくないので、下取り前にやるべきことを確認しましょう。
データのバックアップ
まず、下取りに出す前にデータのバックアップが必要です。
というのも、下取りに出すときはデータを初期化するため、下取り後に気が付いてデータを移行しようとしても手の打ちようがない事態になるでしょう。
また、データをバックアップしたつもりがきちんとできていなかったというケースもあるため、確実にバックアップが取れているか確認しておくことが大切です。
データの初期化
家庭で趣味程度に使っているパソコンでも、所有者や家族、友人の個人情報、インターネットのアクセス履歴、クレジットカード情報、写真などさまざまなデータが入っているのではないでしょうか。
このような情報は気持ち的に他人に見られたくないのはもちろん、悪意ある第三者が情報を悪用する可能性がないとは言い切れません。そのため、パソコンを買取に出す前は、必ずデータを初期化しておきましょう。
なお、初期化していないまま買取に出すと、買取店によってはデータ削除の費用を取られることがあります。
付属品に欠品がないか
パソコンを査定してもらう際、付属品がないからといって査定額が0円になることはありません。
しかし、すべての付属品が揃っている状態よりも減額されてしまうのが事実です。パソコンは充電アダプターや、製品によってはマウス・キーボードなどが付属しているので、処分予定ならまとめて査定してもらうようにしましょう。
パソコンを買取に依頼する際に確認すること
ノートパソコンを買取してもらう際、確認しておくべきポイントを解説します。
きれいな状態にしておく
パソコンはキズや汚れなど見た目の状態も査定価格に影響します。
とくにノートパソコンの場合、持ち運ぶ機会が多いので傷や汚れが付きやすいでしょう。程度によっては修復するのがむずかしいこともありますが、汚れを落としたり、ほこりを取り除いたりして、できるだけよい状態で査定を受けるようにしましょう。
少し手間ですが、見た目がきれいなノートパソコンは好印象になり、高額査定につながります。
動作不良がないか確認する
パソコンが正常に動くかどうかも確認しておくべきポイントです。
- 電源は入るか
- フリーズしたり、突然電源が切れたりすることはないか
- キーボードは正確に反応するか
など、動作不良がないか確認しておきましょう。査定の際は慎重に動作確認がされ、動作不良のあるパソコンは査定対象外になることもあります。
パスワードを解除、もしくは買取スタッフにパスワードを伝える
パスワードがかかったままのパソコンは、たとえ正常に動作しても査定してもらえません。
というのもパソコンの査定ではモデルやメーカーに加え、メモリの容量など内部データのスペックが重視されます。
また、パスワードがかかった状態では、初期化ができずに再販できない可能性が高くなります。
事前にパスワードを解除しておく、もしくは査定担当者にパスワードを伝えて査定してもらいましょう。パスワードがわからない場合は、査定に持っていく前にパスワードを思い出す、再設定するなどの工程が必要になります。
まとめ
今回はパソコンの下取りや買取について解説しました。
パソコンは人気メーカーの製品で、新しい年式、スペックが高いといった条件がそろっていると高額買取が期待できます。ただ、年式が古くスペックも高くないものは、査定対象外になる可能性もあるので、その場合は無料引き取りをしているところに持ち込むのがおすすめです。
最後に今回の記事をおさらいしておきましょう。
▼下取りまたは回収に対応している大手家電量販店
- ノジマ
- ヤマダデンキ
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
- ケーズデンキ
▼買取に依頼する際に確認すること
- きれいな状態にしておく
- 動作不良がないか確認する
- パスワードを解除、もしくは買取スタッフにパスワードを伝える
パソコンは生活に欠かせない便利なものですが、大切な情報が詰まっているので処分前は必ずデータを削除しておくようにしましょう。
そして、「本当は売れたのにお金をかけて捨ててしまった」と後悔しないようにするためにも、売れるかもしれないノートパソコンは買取専門業者にいったん査定してもらうことをおすすめします。