処分する前に知らなきゃ損！買取できる金庫をチェック

「事務所の金庫は買取してもらえる？」 「古い金庫は有料で処分するしかない？」 この記事はそのような方に向けて書いています。 こんにちは！私は買取実績700件を超える買取ブロガー3年、アシストの川辺です。 今回は金庫の買取について探している方が多かったので記事にしました。

川辺

使わなくなった金庫を手放す際にお役立てください！

結論から書くと、処分を検討する前に金庫は「売る」手段もある、ということです。 買取できる金庫となると次の条件が挙げられます。

• セントリー・エーコー・ダイヤセーフなど主要メーカーの人気モデル
• 電子・ICカード・指紋認証ロックタイプのもの
• 新品未使用、あるいは使用1年未満のもの
• 設置場所が1階・搬出積み込みまで容易な搬出経路

一方で次のような条件だと買取は難しいでしょう。

• メーカーがわからないもの
• 使用年数20年以上経過している
• 重量が100kg以上ある大型のモデル
• 暗礁番号などが分からず解錠できないもの
• 壊れているもの

以上について具体的に解説していきます。

処分する前にチェック！この条件の金庫は売れる

ここでは買取できる金庫の条件を挙げていきます。

メーカー

中古の金庫が買取してもらえるのかはメーカーによって左右されます。 買取が期待できるメーカーは以下のように挙げられます。

高額買取期待できるメーカー・シリーズ

• セントリー/Sentry
• エーコー/EIKO
• ダイヤセーフ/Diamondsafe
• アイエスケー(旧キング工業)/KingCrown
• ディプロマット　/Diplomat

このように金庫の人気メーカー製ですと中古でも買取してもらえる可能性はアップします。 その他の買取相場は「金庫　買取価格」にてご紹介しています。

金庫の機能・大きさ

特に次のような機能を備えた金庫ですと買取額は高く見積もってもらいやすくなります。

また金庫は大きさによっても査定の仕方が変わります。

手提げ金庫

• 新品価格が比較的お手頃であることから、未使用品であれば売れるアイテムもある。
• 買取店に直接持ち込み売れるアイテムもある。

据え置き型

• 人気製品の場合、中古でも状態に問題がなければ売れる。
• ただし製品によっては重量がかさむため、出張買取の可能な条件に当てはまらないと買取が難しいことも。

※大型で100kgをこえる製品の場合はお店によって取扱できる条件が限られてきますのでかならず相談されることが必要です。

年数

中古の金庫を買取依頼する場合、購入してからの年数によって買取できるかどうかは左右されます。

逆に言えば、20年以上経過している金庫については基本的に買取は不可能となります。 思い立った時に売るのが一番です。

一定のサイズ以上の金庫は基本的に耐火金庫です。
20年以上経過している金庫は中の耐火材の水分量が十分ではないため耐火性能が低下しています。
耐火金庫としての性能はないと言っても過言ではありません。

金庫テラス 玉置恭一様

状態

金庫が買取してもらえるかは品物の状態・動作によって左右されます。

• 動作に問題ない
• 新品・未使用品だと一番売れやすい
• 中古の場合、キズ・サビ・汚れ・欠けなど状態に問題がない

万が一、壊れている、カギが開かないなど金庫に問題があると、買取が不可能になることもありますので注意が必要です。

人気の金庫はロック機能に電池を使用するものが多いです。
電池の放置による液漏れなどが原因で腐食が発生してることがあります。注意が必要です。

金庫テラス 玉置恭一様

中古市場で人気の金庫モデルとは

ここでは主に家庭やオフィスなどで使われる耐火金庫の買取相場について、メーカーモデル別に取り上げます。 金庫を扱う主要メーカーやモデルによって、金庫の中古相場は大きく変わるといえます。

セントリー/Sentry

セントリー(Sentry)の耐火金庫は中古市場で需要があります。 基本的にテンキー式(電子ロックタイプ)が買取対象になりやすい傾向です。 ポータブル保管庫（手提げ金庫）も人気がありますが、新品価格がお手頃価格であることから、未使用品であれば買取できる製品もあります。

※買取相場は時期・状態・搬出状況・買取方法などによって変動します。 ※動作不良など正常に使えない状態の金庫は対象外となりますので、予めご了承ください。

エーコー/EIKO

エーコー(EIKO)の耐火金庫は中古市場で需要があります。 例えば「PS-20」のような小型投入式金庫は、従業員と責任者でそれぞれ分けて管理できるため、中古市場でも需要があるアイテムといえます。 ただし、小型でも重量は80kg近くあるため、設置状況や搬出経路について査定の重要なポイントになります。

※買取相場は時期・状態・搬出状況・買取方法などによって変動します。 ※動作不良など正常に使えない状態の金庫は対象外となりますので、予めご了承ください。

ダイヤセーフ/Diamondsafe

ダイヤセーフ(Diamondsafe)の耐火金庫は中古市場でも需要があります。 ダイヤセーフで言うと、現金だけでなく機密書類の保管にも便利な「キャビネット式金庫」は一定の需要があります。 重量が100kg近くある大型金庫については、搬出状況などにより対応ができない買取店もありますので相談されることをおすすめします。

※買取相場は時期・状態・搬出状況・買取方法などによって変動します。 ※動作不良など正常に使えない状態の金庫は対象外となりますので、予めご了承ください。

アイエスケー(旧キング工業)/KingCrown

アイエスケー(旧キング工業)の耐火金庫は中古市場でも需要があります。 シリンダーやテンキー式以外にも、特殊マグネットロックを採用した「KS-50M」などのような金庫も需要があります。 しかし同じモデルでも、中古品の場合は製造年数によって買取が難しい場合もありますので、本体や説明書での年数チェックが必須となります。 またモデル「CP-50E」のような重量が100kg近くある大型金庫については、搬出状況などの関係から買取店によって対応が難しいこともあります。

※買取相場は時期・状態・搬出状況・買取方法などによって変動します。 ※動作不良など正常に使えない状態の金庫は対象外となりますので、予めご了承ください。

金庫をより高く買取してもらうために

買取可能な金庫をもっと買取額アップさせるためにはどうしたら良いのでしょうか？ ここでは買取依頼する前に見直したいことをご紹介します。

メーカー、モデル、年数の確認をしよう

買取査定の際は商品情報、何年前に購入したか、どのくらい使用したのかなど、査定の際に必要な情報となります。 写真のように本体に記載があるモデルもあります。 また20年以上などあまりにも年数が経過した製品については、買取できないこともありますので確認が必要です。 商品情報、使用期間について買取査定時に必要な情報となります。 本体に記載があるモデルもあります。

動作・状態に問題ない

金庫を買取依頼する前に、動作に問題がないかしっかりと確認することが大事となります。 買取査定時には次のようなポイントにチェックが入ります。

• 動作・開閉に問題ない
• キズ・汚れ・サビ・欠けがないか

買取方法を確認しよう

• 手提げ金庫　→　店頭買取がおすすめ
• 据え置き型金庫　→　出張買取がおすすめ

買取を依頼するとき気を付けたいのは買取方法の選択です。 買取を依頼するお店によって異なりますが、店頭買取・出張買取・宅配買取などサービスを用意しているお店が大半です。 特に据え置き型金庫の重量・設置場所・搬出経路などは重要な査定のポイントになります。 例えば大型金庫の場合、重さ・設置場所・経路によって男性2名でも運搬が困難なモデルもあります。 お店によっては買取対象の金庫であっても対応ができないことがあります。 吊り下げ作業や階段搬出が必要な金庫、あるいは古くて再販ができない金庫の場合は、別途費用がかかるケースが考えられます。 詳しくは買取店に相談することが一番です。

付属品は揃えよう

金庫の購入時に付属していたものはなるべく揃えるようにしましょう。 特に金庫の買取に必要不可欠なのはカギです。購入時にスペアのカギが付属されていた場合、忘れずに買取時に一緒に引き取ってもらうようにしましょう。

• カギ
• 説明書

まとめ

中古の金庫を買取依頼に出すには

• セントリー・エーコー・ダイヤセーフなど主要メーカーの人気モデル
• 電子・ICカード・指紋認証ロックタイプのもの
• 新品未使用、あるいは使用1年未満のもの
• 設置場所が1階・搬出積み込みまで容易な搬出経路

など様々な条件をクリアしなくてはならないことをご紹介してきました。 いずれの方法を選ぶにしても自分で判断が難しい場合は、一度最寄りのリサイクルショップに相談してみることが何よりおすすめです。 ぜひ自分の納得できる手放し方を選びましょう。

金庫は窃盗被害はもちろんのこと、火事や災害の際にも大切なものを守ってくれる重要な役割をはたします。
需要は多くあるため不要になった場合は買取依頼は選択肢の1つに入れましょう。
また、廃棄は粗大ゴミ扱いにはならないため手間と費用がかかることが想像できます。まずは買取依頼から検討することをお勧めします。

金庫テラス 玉置恭一様

川辺

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