テントはどれだけ大切に扱っていても、長く使用していればパーツに不具合が生じてしまうものです。
ここではキズや破れ、部品欠品などの劣化はあるものの、少し補修や手直しをすれば使うことが可能な状態を「訳あり品」として位置付けております。
「現状では快適に使えないし、そのまま置いておくのはもったいない。」「専門メーカーに修理を依頼すると高くつきそうだ。」このような悩みを抱えたまま「訳ありテント」をお持ちではありませんか?
本記事では「訳ありテント」の買取について、また売れる可能性のあるテントをいくつかご紹介いたします。
不具合のあるテントでも売れる可能性あり
テントに多少の不具合があったとしても、極端に破損していない場合は売却できる可能性があります。
もともとテントの部品、付属品は汎用メーカーでも代用がきく場合があります。たとえば、フライシート表面の破れや変色、ポールワイヤーの破断などの状態であっても買取してくれるショップは多いでしょう。また、ハンマーやペグ、ロープの欠品についても同様のため、テント本体の損傷に比べて査定額の影響は少ないと考えられます。
一方、屋根や側面などの重要な場所の破れや設営自体に支障があれば、本格的な補修が必要になります。もちろん、メーカーに依頼しなければ直らない専門技術を要する状態では、売却の期待も下がってしまいます。
なお、訳ありテントの重要な査定ポイントは「新品なのか中古品なのか」「どのような症状があるのか」の2点です。同じ程度の破れでも、屋根部分にあるのか入口付近にあるのかで査定には大きく影響するでしょう。
そのため、訳あり品については事前にショップとの情報共有をしておくとよいです。まずは電話などで、簡単でいいので問い合わせておきましょう。
訳ありでも売れる可能性のあるテント5選【2025年】
クラシックテント/300 ストロベリー│コールマン(Coleman)
引用:クラシックテント/300 ストロベリー│Coleman(コールマン)
可愛らしいデザインの、コールマン「クラシックテント/300」。
女性キャンパーやファミリー層に人気のテントとなっており、一部支障があっても買取が期待できそうな一品です。
コールマンのテントは豊富なラインナップと高い機能性から、中古市場でも人気となっています。
Ydun 5.5(ユドゥン)│ノルディスク(Nordisk)
引用:Ydun 5.5 m² glamping tent│Nordisk(ノルディスク)
ノルディスクの「Ydun 5.5(ユドゥン)」は、コットン素材の4人向けファミリーテントです。
ノルディスクのテントは10万円を超えるものが多く新品では簡単に手が届きにくい一方、使い勝手のよさから根強い人気があります。
そのため、多少の破れなどがあっても安く手に入れて自分で修繕して使用する方が多く、訳あり品でも買取の期待が高いです。
FURY(ヒューリー)│MSR
引用:MSR FURY [2人用] 37532【日本正規品】│Amazon
MSRの「FURY(ヒューリー)」は2人用の登山向けテントであり、現在は公式ホームページでも掲載がない希少品となっています。
このモデルを含めたMSRのテントは、床面のグランドシートやフライシートに多少の破れや劣化がある訳あり品でも買取の期待が高いブランドです。
ただし、プロの登山家が雪山でも使用できる仕様のモデルが多いため、ハイスペックなモデルになればなるほど破れや劣化による値下がり幅は大きくなります。
また、訳あり品であっても「新品未使用品」と「中古品」とでは買取価格が大きく変動するため、売却の際はショップに事前の情報共有をしておきましょう。
リサービアⅢ│ogawa(オガワ)
引用:ogawa リサービアⅢ│hinataもっとそとが好きになる
オガワの5人用ファミリーテントである「リサービアⅢ」は、リビングルームの空間も存在するドーム型テントのハイスペックモデルです。
このテントも定価10万円前後の高級テントのため、多少の破れや部品欠品などがあっても安価で入手できる可能性があることから一定の需要があります。
訳あり品だとしても手に入れたいと考えるユーザーが非常に多いブランドなので、オガワのテントであれば買取の期待は高いといえるでしょう。
ムーンライトテント7型│モンベル(mont-bell)
引用:ムーンライトテント7型│モンベル(mont-bell)
モンベルの「ムーンライトテント7型」は歴史あるシリーズのテントです。
ムーンライトシリーズは1~5型・7型・9型とラインナップがありますが、比較的価格が高い7型や9型は訳あり中古品であっても買取の期待ができます。
一方、番号が若い初期モデルについてはフライシートのべたつきやシームテープの粘着力の低下などのありがちな劣化の場合は買取の可能性が低くなります。
なお、モンベルはショッピングモールなどにも実店舗を多く構えているため多少の症状なら対応してもらえる一方で、ある程度の修理費用がかかります。
訳ありテントにも需要はある
これまで一部状態に支障がある「訳ありテント」でも売れる人気ブランドのテントをご紹介してきました。
このように、どのジャンルにおいても「ジャンク品」「訳あり品」の中古需要は一定数あるものです。
愛着があるテントであればメーカーに修理を依頼して再度使用するという方法もありますが、もう使わないのなら現状のままリユースを前提に売るという選択肢もあります。部品がない、汚れている、キズや破れがあって使っていないといったテントがあれば、中古品として売却し、次の誰かに使ってもらうことをおすすめします。
テントを売るなら出張買取のアシスト
出張買取のアシストでは、テントなどのアウトドア用品の買取をおこなっています。
訳あり品であっても買取できる可能性はありますし、もし値段がつかなくても無料で引き取りができる場合もあります。
なお、買取方法は「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3つをご用意しており、出張買取については東京・神奈川の広範囲で対応可能となっています。
Web、LINE、お電話で無料査定が可能となっておりますので、買取を検討している方は下記よりお気軽にお問い合わせください。