「テレビを買い替えたいけど、下取りってどこが一番お得なんだろう?」
なんて気になっている方に向けて、テレビの下取りについて記事をまとめてみました。
こんにちは!マスコットのリッキーです。

リッキー
テレビの下取りについて気になるかたはチェック!
まず大手の量販店8社についてテレビの下取り査定価格をを調べてみたところ
「ノジマ」では2021年9月から【下取りチェッカー】という下取りサービスと提携しており、スマホで簡単に下取り価格が分かる画期的なサービスを導入しています。
ですが、テレビの下取りについては各社サービス内容も様々で、時期によってキャンペーンをおこなっていたりします。
ポイントでの還元も下取りに近い形で行われていますので、以上の結論を踏まえて、もう詳しく解説していきます。
冷蔵庫や洗濯機を合わせて買い替えを予定している方は、こちらも合わせてご参照ください。
『冷蔵庫の下取り 大手8社を比較!一番お得なのは?』
『洗濯機の下取り 大手8社を比較!一番お得なのは?』
テレビの下取り・買取・処分のちがい
初めにテレビの下取りと買取、またリサイクル家電の処分、そのちがいについて触れておきます。
テレビの下取りの基礎知識
「テレビの下取り」とはテレビの買い替え、つまり新品商品を購入前提の場合に、古いテレビを引取ってもらえるサービスです。
下取りは大きく分けると、3つのパターンに分かれます。
- 買取してもらえる場合
- 無料引取してもらえる場合
- 有料(処分費用として)で引取してもらえる場合
テレビの下取りに関しては上記でご覧いただいたとおり、買取にいたるケースはごくわずか。
大半は有料にて引取をおこなっている販売店が多いという結果でした。
販売店により下取りのテレビを買取・引取・処分として対応するかはさまざまです。
ふだん有料引取であるお店が下取りでポイントキャンペーンをおこなうこともありますので、まずは実際にいくらくらいになるのか、購入予定の品物と総合的に判断すると良いでしょう。
テレビの買取
家電量販店に限らず、リサイクルショップで買取できるテレビももちろんありますが、それは製造5年以内のモデルです。
6年以上経過したテレビについては一部を除いて、無料引取やリサイクル家電の処分対象になることもあります。
その他に「中古の液晶テレビは買取できる?相場・高く売れる条件をチェック」にてテレビの買取について詳しくご紹介をしています。
またテレビの買取相場については「液晶テレビ 買取価格」でもご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてください。
家電リサイクル法とは
テレビは特定家電にあたり、買取できない場合は法的な処分費用が発生します。
買取、または無料引取できない場合は処分費用が必要
リサイクル料金は法律で定められているため、どのお店でも同じ費用がかかります。
処分費の総額は【リサイクル料金+運搬収集費用】となるので、処分費用を比較するならお店により異なる運搬収集費用に着目しましょう。
【家電量販店】テレビの下取り相場
ここでは実際に家電量販店8社でおこなっているテレビの下取りについて 下取り価格やキャンペーンなどをご紹介していきます。
家電量販店 | 下取り査定価格 (マイナスの場合は処分費用) |
---|---|
ノジマ | 18,200円 |
ヤマダ電機 | 18,000円 |
ヨドバシカメラ | -3,520円 |
ビックカメラ | -4,620 |
コジマ | -4,620 |
エディオン | -4,620円 |
ケーズデンキ | -5,170円 |
ジャパネットたかた | -5,720円 |
※2023.11月時点当社調べとなります。実際の下取り価格と異なることもあります。
※各社全てテレビ購入者を対象としたサービス料金
上記の表のように大手家電量販店のなかで下取り価格が提示されていたのは「ノジマ」と「ヤマダ電機」だけとなっていました。
なかでも注目したいのは「ノジマ」の下取りサービスです。
モデルや製造年によって個別に下取り価格が提示される仕組み(下取りチェッカー)となっていました。
ここからは各社の下取りについて、もう少し詳しく解説していきます。
ノジマ
「ノジマ」では「下取りチェッカー」という事前に下取り価格が分かるシステムが導入されています。
下取りチェッカーを使えば、誰でもかんたんに下取り価格が調べられる新しい下取りサービスです。
只今、家電専門店ノジマ全店と連携中!
現在では「液晶テレビ」のほか「冷蔵庫」「ドラム式洗濯機」「ブルーレイレコーダー」「電子レンジ」などの家電製品が対象となっており、スマホで簡単に下取り価格がチェックできます。
ノジマのテレビ下取りサービス
- 32-49インチは製造から7年以内の液晶テレビが対象
- 50インチ以上のテレビは製造から9年以内まで下取り対象となる
- 32インチ以上で製造から10年以内なら無料下取り
今回比較した「パナソニック TH-58JX750」は18,200円での買取査定でした。
実際に下取りチェッカーを使ってみると、他社に比べると圧倒的に下取り価格が高いことが分かります。 入力も1分程度なので、ぜひ試してみましょう。
さらに、対象商品購入時に下取りを申し込むと、最大50,000円の値引きがきくこともあります。手厚い下取りサービスが提供されているといえるでしょう。
また、ノジマオンラインでは査定額10%UPキャンペーンを2023/11/30まで行なっております。
参考:よくある質問>製品の下取りは行っていますか? |ノジマ
ヤマダ電機
「ヤマダ電機」では、テレビの定額買取をおこなっており、事実上の下取りサービスとなっています。
テレビ買取条件
- 過去9年以内に発売のもの
- 破損や不具合がない事
- 製造年式と画面サイズで買取価格が決まる
例えば先にあげた表のように「2021年製の50~58型テレビ」の場合”18,000円”といった定額査定になります。
対象は9年前のものまでとなっているので、古いテレビの場合、処分費用が掛からないだけでも”お得感”は高いのではないでしょうか。
ヨドバシカメラ
「ヨドバシカメラ」ではテレビの下取りは明確にされていませんが、買い替えのポイントキャンペーンが行われていたり買取サービスがあります。
テレビ買取条件
- 買取は市場相場による変動型
- 指定商品購入で最大50,000円分のポイントキャンペーンをおこなうこともある(2023年11月時点ではなし)
- 処分の場合、運搬収集費は550円(家電量販店で最安)
下取りテレビが比較的新しい場合、買取になる可能性があります。
また処分の場合でも費用が最も安く、買取にはならないまでも安く処分してもらえるようです。
キャンペーンを行っている商品を購入の場合、最大50,000円分のポイントになることもあり、(2023年11月時点ではなし)
広く手厚いサービスを展開しています。
ビックカメラ
「ビックカメラ」ではデジタル機器などの買取は積極的おこなっていますがテレビの買取は「ラクウル」というアプリでおこなっているようでした。
テレビ引取
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- 下取りの運搬収集費は1,650円
- 指定商品購入で最大30,000円で下取りのキャンペーンをおこなうこともある(2023年11月時点では、リサイクル回収を同時にお申込みで適用)
時期によって対象テレビ購入時に最大30,000円の値引きキャンペーンがおこなわれている場合もあります。(2023年11月時点では、リサイクル回収を同時にお申込みで適用)
対象商品が買い替え候補だった際には、ぜひ総合価格で他店と比較したいところです。
参考:家電のリサイクル・引取りについて|ビックカメラ.com
コジマ
「コジマ」ではデジタル機器などの買取は積極的おこなっていますがテレビの買取については、かなり条件が絞られるようです。
テレビ引取
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- 下取りの運搬収集費は1,650円〜
- 指定商品購入で最大30,000円分のポイントキャンペーンをおこなうこともある(2023年11月時点ではキャンペーン中)
時期によって<対象テレビ購入時に最大30,000円分のポイント>が貰えるキャンペーンがおこなわれています。
2023年11月時点では、指定商品機種に買替で最大30,000円分のポイント付与 、
4K・8Kテレビ購入で最大35,000円の下取り(リサイクル回収と同時)を行なっております。
基本的に「ビックカメラ」の系列なので、下取りについても「ビッグカメラ」と内容は同じです。
ケーズデンキ
「ケーズデンキ」ではテレビをはじめ家電の買取をおこなっていません。
テレビ引取
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- 下取りの運搬収集費は1,650円〜
ケーズデンキは家電リサイクルを推進しています。テレビについては処分費用がかかってしまいますが、小型家電は無料で引取をおこなっています。
エディオン
「エディオン」ではテレビをはじめ家電の買取をおこなっていません。
テレビ引取
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- 下取りの運搬収集費は1,100円〜
「エディオン」ではテレビの下取りは基本的に処分を前提としたものとなっていました。
ジャパネットたかた
テレビショッピングで有名な「ジャパネットたかた」ではテレビの買取・下取りをおこなっていませんが、下取り値引きはおこなっています。
サービスの内容としては、【下取り値引き対象商品を購入すること】で、大幅な値引きが期待できるというものです。
ジャパネットたかたのテレビ引取
- 指定商品購入の場合、最大20,000円分の下取りとなる
- 下取りとなるテレビには条件がない
- 下取りの値引きとは別に処分費用も掛かる
- 運搬収集費とリサイクル料金がかかる
継続的に行われている下取りサービスですが、内容を考えれば特定モデルのセール値引きに近いサービスになります。
下取りでの値引きはあるものの別途費用負担が発生するのは、引き渡したテレビはリユースでなくリサイクル処分となるからです。
購入機種がマッチした場合には、ジャパネットたかたの下取り値引きを利用することはひとつの選択肢ですね。
参考:【ジャパネットたかた】家電リサイクル法について:通販、テレビショッピング
下取りに出す際に準備すること・手順
下取りをする際に事前に準備することはあるのでしょうか?ここでは申込前〜取引完了までの流れや手順・準備することを紹介します。
型番・メーカー・製造年数を控えておく
家電の場合は製品のラベルに型番・メーカー・製造年数が記載されています。
テレビの場合には、液晶画面の背面にラベルがあります。
スムーズに査定できるように、控えておきましょう。
下取りを依頼する量販店の方法に従い査定
下取りを依頼する量販店の案内に従い、テレビの査定を受けます。
査定の方法は量販店によって異なるため、事前に確認しておくのがおすすめです。一般的に査定額は製造年数やテレビの性能をベースに算出されます。
製造年数が古いものや付属品がないもの、外観に破損があるものなどは、下取りができない場合があります。
外見をなるべくきれいにする
家電量販店によって、実物が届いた際に再度検品を行います。
申込時の内容と大幅に異なる場合は金額が変動する可能性もあります。
故障などがないかどうかも再度確認しましょう。
付属品はそろえておく
家電量販店によっては付属品全てそろっていることが前提の買取価格になっている場合がある。
テレビの場合は下記が付属品に該当します
- リモコン
- 電源コード
中でもリモコンは、欠品している場合大きく減額となります。下取りに出す際には必ずテレビと一緒に引き渡しましょう。
買い替え品を運搬時に回収してもらう
家電量販店で注文した新品を配送してもらう際、配送業者に買い替え品を回収してもらいます。
下取りしてもらえなかった場合はどうすればいい?
下取りしてもらいたかったけど、有料の回収案内になってしまった…。
お得に買い替えたくても、実際は買取出来ないということは少なくありません。
そうなったとき、古いテレビはどうしたらいいのでしょうか。
ここでは下取り不可の場合、少しでもお得に古いテレビを手放す方法を紹介します。
リサイクルショップに買取してもらう
リサイクルショップであれば、故障などが見られない場合買取してくれる可能性があります。ただし、再利用にあたって正常に動作しないと判断された場合は買取不可やリサイクル券を発行しての有料処分が案内される場合があります。 買取の条件に当てはまっていれば一番お得な手放し方でしょう。
総合リサイクルのアシストでは『テレビの買取』を行っております。下記リンクより買取査定を行えますので、お気軽にお問合せ下さい。
ネットオークション・フリマアプリを利用する
手間はかかるものの、自分で価格設定できたり好きな時に出品できる利点があります。発送の大変さや利用するサービスへの出品手数料などを考慮して価格を設定するのが大事です。個人売買のため、やり取りの中で起こるトラブルには気を付けましょう。
自治体指定の回収場所に持って行く
リサイクル券を購入し、自治体指定の回収場所に自分で運搬する方法もあります。
持ち運びの手間が掛かりますが、自治体指定の回収業者に回収を依頼するよりも安く済ますことができます。
今回は出来るだけお得に手放す方法を3選ピックアップしました。
その他の方法も、こちらの記事で紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
まとめ
液晶テレビの下取りについて家電量販店8社を比較してみて、改めて結論を言うと 「ノジマの下取り」がおすすめ です。

また数年しか使っていない新しいテレビについては買取という選択肢も残っています。
お引越し、買い替えの際は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。 総合リサイクルのアシストでは『テレビの買取』を行っております。
※家電買取のご案内はこちら ⇒家電の買取・査定 東京・神奈川にお住まいなら『店頭買取』または『出張買取』をお気軽にご利用ください。
記事監修いただきました
本記事は、オンダFP事務所 恩田雅之様にご監修いただきました。
■所属団体 日本FP協会
■保有資格 CFP® 証券外務員2種
