テレビをどのように処分したらいいのか困っている方はいませんか?引っ越しなどでテレビを処分したくても、テレビは粗大ごみとして出せない家電リサイクル法の対象になっています。ただ家電リサイクル法をきちんと知って、処分すれば難しくありません。

こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。

アシスト鈴木鈴木
テレビを処分する方法についてまとめました!

この記事では、テレビの処分方法や家電リサイクル法についてご紹介していきます。

PR 買取品目 液晶テレビ(SP)

年間7,000件を超える買取実績! 口コミサイトでトップクラスの高評価! リサイクルショップ「出張買取のアシスト」 市場価値のあるものなら「何でも買取」 まとめてお部屋やお家が片付きます! テレビの査定はこちら

 

 

テレビは家電リサイクル法の対象

家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)は、2001年に施行された法律で大型家電のさまざまな部品を資源として再利用し廃棄物を削減することを目的としています。

そのため対象となる家電は指定された業者などを通じて適性に処分されなければなりません。以下が家電リサイクル法の対象になっている大型家電です。

対象となる大型家電
  • テレビ
  • エアコン
  • 冷蔵庫/冷凍庫
  • 洗濯機/乾燥機

このようにテレビも家電リサイクル法の対象となっているため、正しく処分する必要があります。テレビを処分する場合、どのような手続きが必要で、どれぐらい費用が掛かるのかをご紹介していきます。

廃棄物を減らし資源の有効活用を目的とした家電リサイクル法

家電リサイクル法とは、エアコン・テレビ・洗濯機・冷蔵庫の4機器のリサイクル方法を定めたものです。経済産業省によると以下のような説明がされています。

一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

引用:経済産業省 家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)

わかりやすく説明すると、 対象の大型家電に使われている多くの部品がリサイクルできるので、再利用して資源を有効利用して廃棄物を減らしていきましょうという法律です。具体的には、家電量販店などの販売店が対象の大型家電の収集・運搬する役割を果たし、製造業者はリサイクルを担い、購入する消費者がその費用を負担することが定められています。資源の再利用と廃棄物削減を目指すことにより、環境に配慮した持続可能な社会を作っていくことに貢献できるのです。

ただ、これにより法律に従った方法で処分しなければならず、これまでのように粗大ごみとして処分することができないようになっているので注意が必要になっています。

家電リサイクル法の対象となるテレビの種類

ほとんどのテレビが家電リサイクル法の対象となりますが、一部例外もあります。携帯用の液晶テレビや車載用の液晶テレビ、建物に組み込むように設計された(お風呂場のテレビなど)液晶テレビなど、これらは家電リサイクル法の対象とはなりません。

<家電リサイクル法対象のテレビ>

商品カテゴリ 対象型式
ブラウン管式テレビ
(電源方式・サイズに関係なく全品対象)
  • AC100V電源式
  • AC電源アダプター式
  • ラジカセ一体型も含む
  • シガーライターアダプター式
  • 電池式(電池本体は対象外)
液晶式テレビ
(一次電池または蓄電池を使用しない液晶テレビが対象)
  • AC100V電源式
  • AC電源アダプター式
  • プラズマ式テレビ
  • チューナー分離型テレビ
  • ビデオ、DVDレコーダー等一体型テレビ

<家電リサイクル法対象外のテレビ>

商品カテゴリ 対象型式
液晶式テレビ
  • 携帯用液晶テレビ
  • 車載用液晶テレビ
  • 建築物に組み込むように設計された液晶式テレビ
  • 電池式
  • AC電源アダプター等による充電式
  • シガーライターアダプター式
その他
  • プロジェクションテレビ
  • ディスプレイモニター(チューナー無し)
  • パソコン用モニター(チューナー付を含む)

家電の処分時に必要となる家電リサイクル券

テレビのリサイクル料金の支払いに必要となるのが家電リサイクル券です。この家電リサイクル券はリサイクル料金を支払った証明と処分したテレビがメーカーに引き渡されているかを照合できるお問い合わせ管理番号の控えとなっています。

家電リサイクル券には処分方法による料金販売店回収方式と料金郵便局振込方式の2種類あります。

方式 手続方法
料金販売店回収方式

一般社団法人家電製品協会家電リサイクル券センターに入会している販売店などで、テレビを買い替えた時やテレビを購入した販売店にいらなくなったテレビを持ち込み処分する場合がこの方式になります。販売店に必要な料金を支払うことで、家電リサイクル券の控えを受け取ることができ、手続きも完了します。

料金郵便局振込方式

この方式は、一般社団法人家電製品協会家電リサイクル券センターに入会していない事業者でテレビを処分する方法です。郵便局などにある家電リサイクル券用紙に自分で記載をし、郵便局などでリサイクル料金を振り込みます。その後、家電リサイクル事業者などへテレビを持ち込んで処分を依頼し、家電リサイクル券の写しを受け取り手続きが完了です。

テレビの処分料金

テレビを処分する場合の料金は、リサイクル料金と運搬料を合算した金額です。リサイクル料金はメーカー、テレビの種類、製品ごとに設定されており、運搬料は担当する業者によって異なります。

一般的なテレビのリサイクル料金・運搬料

テレビの種類 リサイクル料金
ブラウン管テレビ 15型以下 1,320~3,100円
ブラウン管テレビ 16型以上 2,420~3,700円
液晶・プラズマ式テレビ 15型以下 1,870~3,100円
液晶・プラズマ式テレビ 16型以上 2,970~3,700円

4月版 リサイクル料金 一覧表|家電リサイクル券センター

テレビを処分する7つの方法

テレビを処分する場合には、家電リサイクル法によりリサイクル料金を支払い処分しなければなりません。ここでは、テレビを処分する時の具体的な方法として7つの方法をご紹介します。どの方法にも長所、短所、特徴などがあるので説明していきましょう。

買い替え時、購入店に依頼する

テレビを処分するタイミングは、この買い替え時というのが一番多いのではないでしょうか。新しくテレビを購入するから古いテレビがいらなくなり引き取ってもらうパターンです。

テレビは家電リサイクル法の対象製品を示す家電リサイクル品目に該当するため、家電量販店は古い機種を引き取る義務があります。
そのため消費者から収集依頼をされたら断ることできませんので、処分するテレビがある場合は収集依頼をしましょう。

長所

購入時に引取りの依頼をしておけば、搬入・設置時に回収してくれるので手間が省けます。

基本的に家電量販店は料金販売店回収方式を採用しているので、事前にリサイクル券を購入しておくことも必要なく、わかりやすくて簡単です。

短所

テレビの販売店で処分する場合、リサイクル料金と収集運搬費用がかかります。

購入額に上乗せされることが多く、販売店によって運搬料金が異なります。費用をかけたくない場合には注意が必要です。

特徴

販売店で新しいテレビと交換する感覚で古いテレビを処分できるので簡単です。

リサイクル券についても料金販売店回収方式を採用している場合が多く、分かりやすい処分方法と言えます。
ただ、運搬費用などがかかってしまうことを覚えておきましょう。

手順
  • テレビ買い替え時に古いテレビの引取り依頼
  • 購入したテレビの設置時に引き取りに来てもらう
  • リサイクル料金と収集運搬費用を支払う

下取りについての詳細はテレビの下取り価格を大手8社で比較で解説しています

処分したいテレビの購入店に依頼する

処分したいテレビを購入した店舗に引き取ってもらう方法です。
買い替え時と同様で、家電リサイクル品目に該当するため、販売店は古い機種を引き取る義務があります。新しいテレビの購入予定がなくても処分することが可能です。

長所

販売店側が自宅まで引き取りに来てくれるので手間がかかりません。

またリサイクル券を準備することもないので、必要な料金を支払うだけなので簡単です。

短所

引き取りに必要な料金には、リサイクル料金に加えて収集運搬費用が含まれています。買い替え時よりも高く設定されていることもあります。

特徴

買い替えの予定がなく、ただ処分したいテレビの場合でも家電量販店などの販売店に回収してもらえます。

手間が省ける分、販売店設定の費用がかかってしまいます。

手順
  • テレビ購入店舗に処分したいテレビの引取り依頼
  • 購入店側が引き取りに来てくれる
  • リサイクル料金と収集運搬費用を支払う

自治体が指定する回収業者に依頼する

テレビは粗大ごみとして扱えなくなりましたが、自治体によって指定業者に回収を依頼することが可能な場合もあります。

長所

処分したいテレビの引取りやリサイクル券の発行などを代行してくれる場合もあり、必要な料金を支払うだけで完了することもある。

短所

リサイクル料金と収集運搬費用がかかってしまう。

指定業者に自分で持ち込まなければならないこともある。

特徴

リサイクル券の発行や処分したいテレビの回収作業など自治体や指定業者によって異なるので確認が必要。

手順
  • 自治体にテレビの処分方法を問い合わせて確認する
  • 郵便局などで専用用紙にて家電リサイクル券を購入する
  • 自治体に指定の回収業者に回収を依頼するか自分で搬入する

指定引取所に自分で持ち込む

あまり費用をかけずに処分したい場合には、指定取引所に持ち込む方法がおすすめです。
指定取引所とは、家電リサイクル法に指定されている家電を処分する許可を受けている場所を指しています。

長所

指定取引所に自分で持ち込むので運搬費用を省くことが可能なためリサイクル料金のみで他の方法よりも割安となります。

短所

リサイクル券を料金郵便局振込方式にて支払い手続きを済ませておく必要があります。また処分したいテレビの運搬を自分でしないといけません。

特徴

家電リサイクル券を事前に購入し、自分で処分したいテレビを搬入しなければなりません。

そのかわり収集運搬費用がかからないので、処分にかかる費用を抑えることができます。

手順
  • 指定引取所に持込可能な日などを確認する
  • 郵便局などで専用用紙にて家電リサイクル券を購入する
  • 指定引取所に自分でテレビを持ち込む

不用品回収業者を利用する

あまり手間や時間をかけずにテレビを処分したい方にはおすすめの処分方法になります。
もしも自分で持ち込めない時には引き取りに来てくれる場合もあるので手間がかかりません。

長所

時間をかけずにテレビを処分したい方にぴったり。依頼すれば自宅まで回収に来てくれるうえ、リサイクル料金や収集運搬費用がかからず回収料金のみで処分可能です。

短所

不用品回収でも無料ではなく回収料金は必要です。さらに、無認可で回収している業者もあり、さまざまなトラブルになる可能性がある。

特徴

簡単な方法ですぐに処分したい場合やテレビ以外にも処分してもらいたいものがある場合には便利に利用できます。ただ、違法な処分方法を行う業者、法外な料金を要求する業者も存在するため注意しましょう。

手順
  • 不用品回収業者に連絡を取り、処分したいテレビを持ち込む
  • 回収費用など必要な料金を支払う

ネットオークション・フリマに出品する

処分したいテレビを現金に換えたい場合には、フリマアプリやネットオークションを利用するのもおすすめです。

初めて利用する場合は、登録や商品詳細情報などの作成、梱包や発送が難しく感じるかもしれません。また。直接会ってやり取りしないのでトラブルの可能性もあります。

長所

自分の希望額を設定できるため、購入者が見つかれば想定した収入が発生します。
処分ではなく売買なので、リサイクル料金は必要ありません。このように
リサイクル料金などの支払いがなく、収入を得られる可能性がある方法です。

短所

テレビの状態や説明を詳しく記載する手間や梱包や発送の手間もかかります。

そもそも購入者が見つからなければ処分することができません。また、もしトラブルになった場合には自分で対応しなければなりません。

特徴

支出なく収入が得られる処分方法ですが、出品する手間と売却までの時間がかかります。ただ、想像以上の高額で売却できる可能性はあります

手順
  • フリマアプリやオークションに登録する
  • 処分したいテレビの画像を撮影してアップする
  • テレビをきちんと梱包して発送する

リサイクルショップに売却する

リサイクルショップを利用するポイントは査定してもらえることでしょう。
もし新しいテレビであれば、思わぬ収入になる可能性もあります。リサイクルショップの得意分野を見極めて店舗選びをしましょう。

長所

処分したいテレビを査定してもらうことができ、出張買取を実施している店舗もあるので、運搬する必要もありません。

フリマアプリやネットオークションのように時間がかからないし、リサイクル料金やリサイクル券購入の必要もありません。

短所

耐用年数が短いテレビはリサイクルショップでの取り扱いが少ない。

特徴

処分までの手間や時間がかからず、買い取ってもらえると収入になる。

人気モデルや年式が新しい場合は買取の可能性が高くなる。出張買取を利用すれば、運搬の手間も省けるので上手く活用しましょう。

手順
  • リサイクルショップの店舗に持ち込んだり、自宅まで出張で査定してもらう
  • 買取価格に納得すれば査定額を受け取る

テレビを最もお得に処分するためには?

2001年に施行された家電リサイクル法によって、テレビも粗大ごみとして処分することができなくなり、リサイクル券の購入など処分に費用が掛かるようになりました。

テレビを処分する方法
  • 買い替え時、購入店に依頼する
  • 処分したいテレビの購入店に依頼する
  • 自治体が指定する回収業者に依頼する
  • 指定引取り所に自分で持ち込む
  • 不用品回収業者を利用する
  • ネットオークション・フリマに出品する
  • リサイクルショップに売却する

上記は、今回ご紹介したテレビを処分する方法になります。

この中でも、買い替え時に購入店に下取りを依頼する(ノジマと提携している下取りチェッカーの利用)、ネットオークション・フリマに出品する、リサイクルショップに売却するという3つの方法は、リサイクル料金がかからないので出費がなく、収入を得る可能性もありお得な処分方法と言えます。

まとめ

もっともお得な処分方法となると、 新品を購入する予定がある場合は下取りチェッカーを活用し、購入予定はなく処分したいだけの場合だとリサイクルショップへの売却を選択することがおすすめです。

出張買取のアシストでは、引っ越しや実家で不要になったテレビの出張買取・搬出・引き取りを承っております。処分の手続きから運搬まですべてお任せください。テレビ以外の不用品やまとめて引き取って欲しいものがある場合もぜひご相談ください。ご自宅にある不要品をプロが適切な評価をさせていただきます。

年間7,000件を超える買取実績があり、口コミサイトでもトップクラスの高評価を受けているリサイクルショップ。出張買取のアシストは、市場価値のあるものなら「何でも買取」させていただきますので、まとめてお部屋やお家が片付きます。

こちらからお問い合わせください
総合専門受付ダイヤル(月、第2金を除く 09:00-18:00)050-3734-2296総合専門受付ダイヤル(月、第2金を除く 09:00-18:00)050-3734-2296 WEB査定はこちら 24時間受付中WEB査定はこちら 24時間受付中 LINE査定はこちら 24時間受付中LINE査定はこちら 24時間受付中