実家の整理をしてるけどワードローブの処分はどうしよう…。

「捨てる以外にもワードローブを処分する方法はないかな?」
「処分費用って相場はどのくらいなの?」

こうした悩みを抱える人も少なくありません。

そこでこちらの記事では次の内容について解説します。

この記事を読んで分かる事
  • ワードローブの処分が困難な理由
  • ワードローブの処分方法6選
  • 目的別のおすすめの処分方法

この記事を読むことで、「手間」や「費用」などで比較し、自分にあったワードローブの処分方法を知ることができます。

ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。

※タンスの処分について知りたい方は「タンスを処分する7つの方法 かかる手間や費用相場を徹底比較!」こちらの記事で詳しく解説しています。

ワードローブの処分が困難な理由

ハンガーにかかった洋服
まずはワードローブの処分が困難な理由を明確にすることで、自分にあった処分方法を選ぶことができます。

ここではワードローブの処分が困難な理由について解説します。

ワードローブは自力で処分しにくい

例えば粗大ゴミを使わずにワードローブを燃えるごみとして捨てようとした場合
燃えるゴミとして処分するには、大抵の自治体では一片の長さが約30cm以内に収まっていなければいけません。

大きなワードローブをそこまでの小ささに解体することは、相当な手間がかかる作業と言えるでしょう。

運びにくい

次に粗大ごみとして捨てる場合を想定した場合でも、ワードローブは基本的には1人で運ぶことは難しい家具です。

大型で重量があるものが多いため、人ひとりで自力で運ぶには困難と言えるでしょう。

また2階などに設置していた場合、数人がかりで1階へ下す必要があります。
特殊な手段として、ワードローブを窓から吊り上げて運ぶこともありますが、この作業は一般の人がやるには危険なため、専門業者に依頼する必要があるでしょう。

ワードローブの処分方法6選

6
ワードローブを処分するには、主に7つの方法が考えられます。

これらの方法を以下の観点から詳しく解説していきます。

  • メリットやデメリット
  • 処分費用の相場
  • 注意すべき点

粗大ゴミとして処分する

1つ目は最もオーソドックスな粗大ゴミとして処分する方法です。

比較的低コストで済むことがメリットと言えます。高くても数千円程度で済むため、特にこだわりがなければ、粗大ゴミとして処分すると良いでしょう。

しかし低コストで済む分、回収指定場所まで自分で運ぶ必要があり、回収までに日数がかかります。

自治体によっては、指定場所が自宅から遠かったり、申し込んでから数週間かかる場合があり、引越しなど早急に処分したい人にとってはデメリットと言えるでしょう。

費用の相場

自治体やワードローブの大きさにもよりますが、800円から2,000円程度で処分することが可能です。

注意点

屋内から運び出す時や指定場所へ運搬する場合は、なるべく複数人で運搬するようにしましょう。

家具の販売業者に回収してもらう

2つ目は、家具の販売業者に回収してもらう方法です。

新しいワードローブを購入すると同時に回収してもらえるため、処分の手間が省けます。「処分のための手続き」ではなく「新しいワードローブを購入するための手続き」というように精神的にも手間を感じずらいこともメリットと言えるでしょう。

もちろん新しいワードローブを買う予定がないと使えないサービスであり、ワードローブを処分したいだけの人にとってはデメリットとなります。

費用の相場

購入店にもよりますが、目安としてワードローブ1点につき4,000円から10,000円程度かかります。家具の販売店として代表的なニトリの例をあげると次のようになります。

・ニトリ

    1回の配送につき4,400円(税込)の費用がかかります。

    注意点として、新しい製品を玄関先までの納品として購入してしまうと、引き取り商品を玄関先に自分で運ばないといけなくなります。

参考:ニトリ公式サイト「よくあるご質問:配達の時に家具の引取はできますか?」

注意点

家具の販売店それぞれについて引き取りサービスの内容が異なるため、各ホームページを十分に確認し、依頼しましょう。

引越し業者に引き取ってもらう

3つ目は引越し業者に引き取ってもらう方法です。

引越しのタイミングで断捨離する人は多いと思います。引越しと同時にワードローブを引き取ってもらえるため手間が省け、依頼すればその他の不用品もまとめて処分してもらえます。

費用はかかりますが、引越しのタイミングで一度にまとめて処分をお願いできる点はメリットと言えます。

費用の相場

引越し業者の処分費用は運搬を含めて4,000~8,000円前後が相場です。

他の方法と比較しても、あまり差がなく一般的な費用で処分することが可能と言えます。

注意点

ワードローブは重量がある家具ですので、設置環境によっては割増料金や2階からの吊り下げ作業の費用などがかかります。

そのため、引越し費用の見積もり段階で事前にしっかり確認しておきましょう。

不用品業者に処分してもらう

4つ目は、不用品業者に処分してもらう方法です。

不用品業者はワードローブ以外にも家具に限らずまとめて処分することが可能です。
いつでも依頼することができ、最短当日に対応してくれる業者もあるでしょう。

ただし利便性が高い不用品業者ですが、その分費用としては安くありません。

費用の相場

ワードローブ1つのみの場合、およそ6,000円から12,000円程度が費用相場です。
そのため、粗大ゴミとして自治体に頼むよりも数倍の費用がかかります。

また、軽トラック1台分をまとめてといった場合は、約20,000円から30,000円程度が費用の相場となっています。

注意点

不用品業者のなかには一般廃棄物の許可を持っていない業者も少なからずいるため、次の点に気をつけて選ぶと良いでしょう。

  • 費用が相場とかけ離れすぎていないか
  • ホームページに許認可の記載があるか
  • 利用者の口コミや評判はどうか

いきなり依頼せずに、費用見積もりなど事前に話を聞いておくようにしましょう。

買取店で回収してもらう

5つ目は、買取業者に依頼する方法です。

ワードローブは買取になることが少ない家具ですが、もし買取してもらえれば、処分費用がかからず大きなメリットと言えます。
また他の家具もある場合はまとめて買取してもらうことで、一度に処分できお金になる可能性もあります。

さらに出張買取なら自宅まで査定にくるので手間もかかりません。
手間を最小限に抑えられることは大きなメリットと言えるでしょう。

ただし買取してもらうためには状態の良さも重要ですが、ブランド家具やアンティークなどのワードローブでなければ買取してもらえない可能性が高いでしょう。

買取の可能性があるワードローブ
  • 民芸家具
  • 有名なブランド家具
  • 高級素材を使用したワードローブ
  • 希少性が高いアンティーク

買取してもらえない場合は、処分できない可能性があるため、余計な手間がかかってしまいます。

費用の相場

買取店でのワードローブの買取相場は、1,000円から20,000円程度です。
ワードローブは状態、ブランド、希少性、素材の良し悪しなどで大きなひらきがあります。

基本的に、一般的なワードローブの場合は3,000円以下と考えておくと良いでしょう。

注意点

買取店に依頼する際には少しでも買取の可能性を上げることが重要です。

  • ワードローブの買取実績があるか
  • 利用者の口コミは良いか
  • 出張買取の圏内か

上記のような点をチェックしてから買取店を選びましょう。

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フリマサイトで売る

6つ目は、メルカリジモティーなどのフリマサイトで売ることです。

買取店は基本的に、利益が出そうなワードローブしか買取しません。
しかし、フリマサイトなど個人売買は欲しい人が見つかれば、どんなワードローブでも売れる可能性はあります。

また、買取が難しくても運搬料込みで無料で引き取ってくれる人が見つかる可能性もあります。

その反面、いつ売れるかの目処が立ちづらく、必ず処分できるという保証がありません。
また、遠方の購入者に送るには配送手続きをおこなわければならず、手間がかかる上に配送料で赤字となってしまったりすることもあります。

費用の相場

フリマサイトでの売値価格の相場はおよそ1,000円から20,000円程度です。
また、無料で引き取ってくれる人もいます。

注意点

個人間の取引なので、トラブルを防ぐために事前に次のようなことを明確にしておきましょう。

    ・費用の負担(送料はいくらか、どちらが送料負担なのか)
    ・ワードローブの状態やブランドなどのスペック

目的別おすすめの処分方法

ハンガーにかかった洋服
ここまでワードローブの処分方法を6つ解説しました。
その中から自分に最も合うおすすめ方法を選ぶために、何を重視すればよい判断ができるか見ていきましょう。

買い替えるなら「販売業者」がおすすめ

買い替える予定がある人は、販売業者に回収してもらう方法がおすすめです。

買い替え先にそのまま依頼できるため、無駄な手間が省けるからです。

ニトリの回収条件について解説したように、店舗によって対応が異なります。そのため、依頼する際には買い替え予定先の店舗の回収条件をよく確認しましょう。

費用を抑えたい人は「粗大ゴミ」がおすすめ

少しでも費用を抑えたい人は粗大ゴミとして処分する方法がおすすめです。

コストの安さだけ見ると、買取やフリマサイトを活用した方がコストは安く済みますが、条件が緩くバランスを考えると粗大ゴミとして処分する方法が最も適していると言えます。

懸念点としては、自治体によっては自分で回収場所に運ぶ必要があるので、事前に自治体のホームページや電話などで確認することをおすすめします。

引越しをする人は「引越し業者」がおすすめ

引越しの予定がある人は、そのまま引越し業者に依頼することをおすすめします。

無駄に問い合わせ先が増えず、比較的低コストで依頼することが可能だからです。

引越し業者によっては対応していない場合もあるので、見積もりを取る際に費用などと合わせて確認しましょう。

ワードローブがブランド家具などの人は「買取店」がおすすめ

ワードローブがブランド家具などの場合は買取業者に依頼することをおすすめします。

フリマサイトでも売れる可能性はありますが、買取業者の方がより確実に買取してもらえるからです。

買取できない場合は回収もしないお店が多いため、事前に買取の対象となりそうか詳しく聞くことが重要です。

時間に余裕があるなら「フリマサイト」がおすすめ

手間を惜しまず時間に余裕があるならフリマサイトを活用することもおすすめします。

フリマサイトなら、個人で売り出すことが可能なため、買取店で売れないようなワードローブでも、引き取りしてくれる人に巡り合う可能性があります。

いつ売れるかの目処が立ちにくいので、気長に待てる人におすすめと言えるでしょう。

早く処分したい人は「不用品回収業者」がおすすめ

多少費用がかさんでも、とにかく早く処分したい人は不用品回収業者に依頼することをおすすめします。

粗大ゴミより高いですが、その分ワードローブの運搬や早ければ依頼した当日に回収してくれるといったメリットがあるからです。

しかし、高額な請求を避けるためにも費用については事前によく調べておきましょう。

買取してもらうためにやるべきこと

POINT
最後に少しだけ買取について触れたいと思います。
ワードローブは非常に買取が難しい家具ではありますが、一部買取となるワードローブもあります。

やるべきことは次の2つです。

    ・ワードローブのメーカーやブランドを確認
    ・製品状態を確認

例えば、有名なブランドとして一例をあげると次のようなものです。

ワードローブブランドの一例
  • 府中家具
  • 北海道民芸
  • 屋久杉材
  • 松本民芸
  • アクタス

こういった有名なワードローブには、ロゴや製作元のステッカーが貼ってあることがほとんどです。

メーカーやブランドが分からないワードローブは、現在では需要が少なく買取となることはないでしょう。

また、ワードローブの状態も買取の査定ポイントです。

ワードローブの査定ポイント
  • 外観のキズや色あせ
  • 表面の剥がれはないか
  • 油などでベタベタしないか

こうしたワードローブの状態については、個人が判断するには少し難しいかもしれません。

買取店によっては、メールやLINEで画像査定しているお店もあるので、そういった買取店に依頼してみるのも一つの手でしょう。

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まとめ

この記事ではワードローブの処分方法7つについて解説しました。

最後に今回の記事をおさらいしましょう。

■ワードローブの処分方法7選とおすすめの人

・自分で解体して処分する
→ とにかく費用をかけたくない人におすすめ

・粗大ゴミとして処分する
→ 手間を少なく、低コストで処分したい人におすすめ

・家具の販売業者に回収もらう
→ 買い替え予定がある人におすすめ

・引越し業者に引き取ってもらう
→ 引越しの予定がある人におすすめ

・不用品業者に処分してもらう
→ 引越しや買い替えの予定がなく、早く処分したい人におすすめ

・買取店で回収してもらう
→ ワードローブがブランド家具などの人におすすめ

・フリマサイトで売る
→ 買取業者が難しい人におすすめ

ワードローブは大型で重量があるため、いざ処分するとなると困りごととなる家具の1つです。

ぜひ、今回の記事を参考に処分方法を検討して下さい。
買取をご希望の方は下記バナーからご相談下さい。