最近あまり乗らなくなったシニアカー。もう処分してしまおうかと思ってるけど…。

「どうやって処分すればいいかわからない」

「処分にかかる費用はどのくらいなのか?」

こうしたお悩みを抱えてる方に向け、この記事では次の内容について解説します。

この記事を読んで分かる事
  • シニアカーの処分方法7選
  • 目的別のおすすめの処分方法

この記事を読むことで、「処分費用」や「手間」などの項目で処分方法を比較し、自分に適したシニアカーの処分方法を知ることができます。 ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。 ※電動ベッドの処分について知りたい方は「電動ベッドを処分する7つの方法 費用の相場やメリット徹底比較!」こちらの記事で詳しく解説しています。

シニアカーとは

並んだシニアカー シニアカー(セニアカー)とは高齢者向けの電動車両であり、三輪もしくは四輪のものが存在します。 操作や扱いも簡単な高齢者の移動に便利なアイテムとして、近年需要が高まっています。 免許は必要なく、利便性が高い点も魅力の1つと言えます。

シニアカーを処分するタイミング

砂時計 そんな便利なシニアカーには、主に2つの処分のタイミングが考えられます。

バッテリーの寿命

シニアカーは電力で動くため、バッテリーの寿命が原因で処分する方が多くいます。 バッテリーの寿命は使用状況や管理状況によって異なりますが、平均的には5年程度と言われています。 シニアカーのバッテリーが弱ってきたら、メンテナンスか買い替えを検討するタイミングと言えるでしょう。

使用する者の不在

シニアカーを購入したものの、使用する機会がなくなってしまった場合です。シニアカーは屋外で利用するので耐久性が高いとはいえ、経年劣化は避けられません。 タイヤやプラスチック部分が硬化し割れやすくなったり、ボディが変色するなど、放置していると価値が失われていきます。 使用する機会がなくなったのであれば、早めに処分することで余計な費用を避けられることがあります。

シニアカーの処分が困難な理由

ストップマーク シニアカーの処分が困難な理由を明確にすることで、自分にあった処分方法を選ぶことができます。 ここではシニアカーの処分が困難な理由を2点解説します。

自力で処分しにくい

シニアカーは無数のパーツからなる車両ですので、自治体では処分に対応していないケースも多くあります。 燃えないゴミや粗大ごみといった通常の捨て方ができない為、処分が困難と言えます。

大型で重量がある

シニアカーは不動になってしまうと、自力で運搬する事すら困難となります。 そのため、仮に自治体がシニアカーの処分に対応していたとしても、指定の回収地点まで運ぶことが非常に困難と言えます。

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シニアカーの処分方法7選

並んだゴミ箱 シニアカーを処分するには、主に7つの方法が考えられます。 これらの方法を次の観点から解説していきます。

  • メリットとデメリット
  • 処分費用の相場
  • 手間、楽に処分できるか
  • 注意すべき点

寄付(譲渡)をする

1つ目の方法は寄付をすることです。寄付先としては次のようなものが挙げられます。

  • 知人
  • 介護施設
  • 慈善団体

処分費用がかからない上に、ゴミにならず身近なところでまた利用してもらえるため、社会貢献した幸福感を得られます。 但し、シニアカーなど大型のものは寄付の受け入れ先が少なく、常に募集しているわけではありません。

費用の相場

処分にかかる費用はかかりません。受け入れ先が遠方となると、運搬費用が掛かることがあります。

注意点

寄付はまだ使えることが絶対条件です。 後にトラブルにならないためにも、製品状態は詳細に寄付先に報告し、問題ないか確かめるようにしましょう。

粗大ゴミとして処分する

2つ目は粗大ゴミとして処分する方法です。 比較的低コストで済むことがメリットと言えます。高くても数千円程度で済むため、特にこだわりがなければ、粗大ゴミとして処分すると良いでしょう。 しかし低コストで済む分、回収指定場所まで自分で運ぶ必要があり、回収までに日数がかかります。 また自治体によっては、指定場所が自宅から遠かったり、申し込んでから数週間かかる場合があり、引越しなど早急に処分したい人にとってはデメリットと言えるでしょう。

費用の相場

自治体によりますが、3,000円程度で処分することが可能です。

注意点

車椅子は粗大ゴミとして処分することができる自治体が多いですが、シニアカーは対象外もしくはバッテリーを外さないといけないなどの制約がある場合がほとんどです。 必ず自治体のホームページで調べるか、担当部署に直接電話で確認するようにしましょう。

メーカーや販売店に回収してもらう

3つ目は、メーカーに回収してもらう方法です。 この方法のメリットは、処分以外の方法も相談できることです。故障したと思っていてもバッテリーや一部の部品を交換することでなおる可能性があります。 但し、自力で持ち込むか出張費用を支払ってスタッフにきてもらう必要がある為、最寄りにお店がない人は少し手間と費用がかさむ可能性があります。

費用の相場

費用については公式ホームページに記載がないため、直接近くの代理店に問い合わせてみましょう。

参照:スズキ自動車代理店一覧

参考:ホンダホームページ「引き取り対象製品」

参照:セリオ 全国ネットワーク

注意点

近くに販売店がない場合、遠方まで自力で持ち込むか出張費用を支払ってスタッフにきてもらう必要がある為、最寄りにお店がない人は少し手間と費用がかさむ可能性があります。

引越し業者に引き取ってもらう

4つ目は引越し業者に引き取ってもらう方法です。 引越しのタイミングで買い替えを検討する人は多いと思います。引越しと同時にシニアカーを引き取ってもらえるため手間が省け、依頼すればその他の不用品もまとめて処分してもらえます。 費用もその分かかりますが、引越しのタイミングで一度にまとめて処分をお願いできる点はメリットと言えます。

費用の相場

処分費用と運搬する費用を含めて5,000円〜20,000円程度が相場です。

注意点

シニアカーの処分に対応しているかどうかは引越し業者によって異なります。必ず事前に引越し業者に問い合わせて確認しておきましょう。

不用品回収業者に処分してもらう

5つ目は、不用品回収業者に処分してもらう方法です。 不用品回収業者はシニアカー以外にも家具や家電などまとめて処分することが可能です。 いつでも依頼することができ、最短当日に対応してくれる業者もあるでしょう。 ただし利便性が高い分、費用としては安くありません。

費用の相場

シニアカーの場合およそ、6,000円から20,000円程度が費用相場です。 そのため、粗大ゴミとして自治体に頼むよりも数倍の費用がかかります。 また、軽トラック1台分といった場合には、約20,000円から30,000円程度が費用の相場となっています。

注意点

不用品回収業者のなかには許可を持っていない違法業者も少なからずいるため、次の観点から依頼する業者を選ぶと良いでしょう。

  • 費用が相場とかけ離れすぎていないか
  • ホームページに許認可の記載があるか
  • 利用者の口コミや評判はどうか

買取店で回収してもらう

6つ目は、買取店に依頼する方法です。 もしシニアカーが買取してもらえれば、処分費用がかからず大きなメリットと言えます。 また他にも売却したいものがある場合は、まとめて買取してもらうことで、一度に処分できお金になる可能性もあります。 さらに出張買取なら自宅まで査定にくるので手間もかかりません。 手間を最小限に抑えられることは大きなメリットと言えるでしょう。 ただし不動車の場合、買取してもらえない可能性が高いでしょう。

買取が期待できるメーカー
  • スズキ
  • ホンダ
  • セリオ
  • アテックス
  • フランスベッド

買取してもらえない場合は、処分できない可能性があるため、余計な手間がかかってしまいます。

費用の相場

シニアカーの買取価格の相場は5,000円から50,000円程度です。 シニアカーは状態やメーカーなどの違いにより大きく変わりますが、一般的な中古状態なら15,000円程度と考えておくと良いでしょう。

注意点

買取店に依頼する際には少しでも高く買取してもらうことが重要です。

  • シニアカーの買取実績があるか
  • 利用者の口コミは良いか
  • 出張買取の圏内か

上記のような点をチェックしてから買取店を選びましょう。

フリマサイトで売る

7つ目は、メルカリやジモティーなどのフリマサイトで売ることです。 買取店は基本的に、当然と言えば当然ですが利益が出そうなシニアカーしか買取しません。 しかし、フリマサイトなど個人売買は欲しい人が見つかれば、どんなシニアカーでも売れる可能性はあります。 また、買取が難しくても運搬料込みで無料で引き取ってくれる人が見つかる可能性もあります。 その反面、いつ売れるかの目処が立ちづらく、必ず処分できるという保証がありません。 また、遠方の購入者に送るには配送手続きをおこなわければならず、手間がかかる上に配送料で赤字となってしまったりすることもあります。

費用の相場

フリマサイトでの売値価格の相場はおよそ5,000円から30,000円程度です。 また、無料で引き取ってくれる人もいます。

注意点

個人間の取引なので、トラブルを防ぐために事前に次のようなことを明確にしておきましょう。

  • 費用の負担(送料はいくらか、配送可能なのか)
  • シニアカーの状態やメーカーやモデル

目的別おすすめの処分方法

おすすめの方法│電動ベッド ここまでにシニアカーの処分方法を7つ解説しました。 それぞれの方法を比較した上で、どのような人におすすめなのかを解説します。

近所に寄付先がある場合は「寄付」がおすすめ

自宅の近くに受け入れ先がある人は寄付がおすすめです。 無料で処分できるという大きなメリットもありますが、社会貢献を実感しやすい点も大きなメリットと言えます。 ちょっとした収入よりも社会貢献や他社貢献したい人におすすめです。

買い替えや修理希望なら「販売店」がおすすめ

買い替えや修理してまだ使いたいと思っている人は、販売店に相談する方法がおすすめです。 回収して欲しい場合でも買い替え先にそのまま頼めるため、無駄な手間が省け、費用的にも10,000円以下で回収してもらえるからです。 メーカーや店舗によって対応が異なります。そのため、依頼する際には買い替え予定先の店舗の回収条件をよく確認しましょう。

程度の良いシニアカーは「買取店」がおすすめ

シニアカーの程度が良く、まだ使用できる場合には、買取店に依頼することをおすすめします。 フリマサイトでも売れる可能性はありますが、買取店の方がより確実に買取してもらえるからです。 買取できない場合は回収もしないお店が多いため、事前に買取の対象となりそうか詳しく聞くことが重要です。

※シニアカーの買取については「【シニアカー買取】不要になったシニアカーを高値で売りたい方へ」こちらの記事で詳しく解説しています。

時間に余裕があるなら「フリマサイト」がおすすめ

手間を惜しまず時間に余裕があるならフリマサイトを活用することもおすすめします。 フリマサイトなら、個人で売り出すことが可能なため、買取店で売れないような家具でも、引き取りしてくれる人に巡り合う可能性があります。 いつ売れるかの目処が立ちにくいので、気長に待てる人におすすめと言えるでしょう。

早く処分したい人は「不用品回収業者」がおすすめ

多少費用がかさんでも、とにかく早く処分したい人は不用品回収業者に依頼することをおすすめします。 粗大ゴミより高いですが、その分シニアカーの運搬や早ければ依頼した当日に回収してくれるといったメリットがあるからです。 しかし、高額な請求を避けるためにも費用については事前によく調べておきましょう。

買取してもらうためにやるべきこと

POINTの文字 最後に少しだけ買取について触れたいと思います。 やるべきことは次の3つです。

  • メーカーを確認
  • 動作を確認
  • 付属品とセットで売る

例えば、有名なメーカーとしては次のようなものです。

【シニアカー】メーカー一例
  • スズキ
  • ホンダ
  • セリオ
  • アテックス
  • フランスベッド
  • リハテック

シニアカーはタイヤがパンクしていたりバッテリーが弱っていても買取となる可能性はありますが、正常に動作していた方が高く買取してもらう可能性があります。 また、次のような付属品の有無は査定でも大きなポイントになります。

  • 予備バッテリー
  • 充電機器
  • 取扱説明書

鍵がない場合、動作不明となり大きな減額となるので必ず事前に準備しておきましょう。

まとめ

この記事ではシニアカーの処分方法7つについて解説しました。 最後に今回の記事をおさらいしましょう。

  • シニアカーの処分方法7選とおすすめの人・寄付をする → 臨時の収入よりも社会貢献や他者貢献したい人におすすめ
  • 粗大ゴミとして処分する → 手間を少なく、低コストで処分したい人におすすめ
  • メーカーに回収してもらう → 処分以外の可能性も検討したい人におすすめ
  • 引越し業者に回収してもらう → 引越しの予定がある人におすすめ
  • 不用品回収業者に処分してもらう → とにかく早く処分したい人におすすめ
  • 買取店で回収してもらう → シニアカーの状態が良くまだ使用できる人におすすめ
  • フリマサイトで売る → 買取店が難しい人におすすめ

シニアカーは粗大ゴミで処分することができない自治体などもあり、処分方法に困る製品の1つと言えます。 ぜひ、今回の記事を参考に、ご自身にあった処分方法を検討してください! シニアカーの買取をご希望の方は下記バナーからご相談下さい。

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